2019年 knoriのアカンデミー賞

感想文を書いた映画94本の中からの選出です。 

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抱かれたい男優賞ノミネート 

「アリーキャット」窪塚洋介

「マネーピット」トム・ハンクス

「ジャッジ裁かれる判事」ロバート・ダウニー・jr

ハングオーバー!、‼︎、‼︎!」ブラッドリー・クーパー

 

受賞者…ロバート・ダウニー・j

 

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 「アリーマイラブ」の頃からダウニーが好きです。

彼は女をセクシーな気分にさせる、そういう扱い方を心得ている人ですよねぇ。

アベンジャーズも最高に良かったです。





抱きしめたい女優賞ノミネート 

「シンプル・フェイバー」ブレイク・ライヴラリー

「フランシス・ハ」グレタ・ガーウィング

「バードマン」エマ・ストーン

「year  one」マイケル・セラ

 

受賞者…エマ・ストーン

 

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ほんとうに抱きしめたいのは、マイケル・セラ(男性ながらノミネート)です!

とても若い男性が女性的な仕草をまねると、ビックリするほど、色っぽくて可愛いんです。\( ˆoˆ )/

でも、エマの存在感にはかないません。彼女が居ると映像が面白くなる、最高にきらめいている人です。

 

 

見つめ続けたい監督賞ノミネート

「隠された時間」オム・テファ監督

「天使たちのビッチ・ナイト」ジェフ・ベイナ監督

 

受賞者…ジェフ・ベイナ

 

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久々に見た知性派というか、知性派ゆえに、小粒でピリリとした味わいでした。

映像が何というか…計算されているというか、つまり、粋なんです。すごく好きなセンスです!

 

 

 

やっぱり好きよ大賞ノミネート

「パターソン」

フェリーニのアマルコルド

 

受賞作品…「フェリーニのアマルコルド

 

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すこし、寂しさが残って、それでも人生は続く。生きるのみ!そういう力強さがある映画でした。

 「パターソン」も…どこかしら「アマルコルド」と繋がっているような気がします。パターソンには、透徹して物事を見据える目の存在を感じますけど、両者とも有相無相に対する愛情があるんです。

それがとても好きです。

 

 

THIS IS US 36歳、これから

シーズン1のエピソード1にびっくり!わたし、感激していた。

 

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ダン・フォーゲルマン脚本、グレン・フィカーラ&ジョン・レクア共同監督。2016年〜。

 

誕生日が同じ36歳の男女3人。自分が演じる役に嫌気がさしているイケメン俳優、"脱肥満"を目標に努力する女性、幸せな家庭を築いているエリートビジネスマン。置かれている状況も性格もまったく異なる彼らには、誕生日以外にも共通点があった…。Amazon

 

 時系列を錯綜させた構成なのだけど、それに、気がついたときには、あったかいものが広がってなにか愉快で。

写真の左側の二人は両親で、右側三人がその子供達なのよ。

つまり、両親が30代の時と、子供たちが30代の時を、時間を前後させながら描いているわけ。

 

そして、EPの5、6話目だったかなぁ、長男が姪っ子たちに話すシーンがあって、

彼は、自分で描いたポロックみたいな絵を見せながら、「ここにいるのは、船で100年以上前にやってきたジャックだよ。こっちにいるのは君たちだ、ここには僕もいる。みんなこの世界の中で繋がっているんだよ。」って言ったんだ。

 

この“一つの空間の中で繋がっている”っていう概念が、時系列を前後させて見せる、という技術に意味を持たせている、というか心を与えているのよ。

わたしはこれに感動したんだなぁ。

なんていうか、技術が思考を表現した、ってのをはじめて目撃したような気になったのよ。

 

ドラマ自体もむちゃくちゃ面白くて、もっすごく良い父親を何の衒いもなく見せていく。脚本がすごいんだと思うよ。

そいで、写真右端の男性がメタクソいけめんで、これも楽しい!