プロメテウスとコヴェナント 良作と迷作

「プロメテウス」は「エイリアン」の前日譚です。

 

ネタバレ注意

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 「プロメテウス」は種の起源の謎に迫っておらず、深遠さもありません。(ポスターのキャッチコピーはなんだったんだ!)

あまたあるSF映画の一つですが、とても面白かったです。

 

 映画の冒頭、ヒューマノイド型生命体が黒い粉をまいて原始の地球に生命を誕生させます。粉はナノマシーンでしょうか?(謎の生命体はエンジニアと呼ばれているし)。

ラスト、アンドロイド(ディビッド)の人格が壊れます。ショウ博士はエイリアンの母体にされちゃうんだろうな、というころで終わります。

 

続編の「コヴェナント」 は…駄作でした。

 

 ディビッドは、人類を死滅させ、エイリアンとして再生させようとします。その大望を抱くほどの絶望や希望といったものが全くこちらの心に響いてきません。よって、メンヘラー  デイビッドに振り回されるだけの映画です。

 

 ディビッドは人類を誕生させたエンジニアという種を絶滅させます。それは何故?

また、エンジニア種族が人類 を抹殺しようとしたのは何故?

いくつかの疑問が残っているので3作目次第ではディビッドの株が上がるかもしれません。