「クラウド アトラス」はSFの群像劇です。
6つの年代による物語で構成されています。各キャストが5、6人分の役を演じています。
二人は1849年と2144年の物語の主役です。
スタージェスは恋する青年の役が合います。余計な感情表現をしないので、前向きなスピード感があります。「アップサイド ダウン」とかも、よかったです。
ぺ・ドゥナさん、とても印象的でした。演技力が高かったです。
この映画はとても面白いと思うんですが、トム・ハンクスの悪役ぶりがキッチュでそこだけがとても嫌です。
あと、大好きなベン・ウィショーまで出ていてビックリ。
彼の↑「パヒューム ある人殺しの物語」、大好きな映画です。
ウィショーの少年でもない大人でもない尖った感じが好きでした。
「でした」と過去形なのは、だいたい、どの役者も一回くらいしか「尖った瑞々しい感性」を出せないから。たぶん。
少年がひとりぼっちで世界に立ち向かう時、その勇気と弱さと、初々しさ、これも映画の魅力的な要素によくなってるけど(旧スターウォーズなど)、少女の場合はどういう魅力なんだろう?世界に向かって歩きだす 、戦う少女、、の魅力は少年とは違うでしょ?
新スターウォーズのプロデューサー達は、どう考えて少女にしたんだろうなあ。
(3作目はどうも少年になるみたいだけど)
少女の魅力がどうもよくわからない。