シンクロナイズドモンスター、プラネタリウム、何かが足りない

 やさぐれたアン・ハサウェイがものすごく可愛い!

 

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 あらすじ「シンクロナイズドモンスター

失業して酒浸りのグロリア(アン・ハサウェイ)は、一緒に住んでいた恋人のティム(ダン・スティーヴンス)に家を追い出され、ニューヨークから故郷の田舎町に戻る。そこで再会した幼なじみのオスカー(ジェイソン・サダイキス)が営むバーで働き始めた矢先、ソウルに巨大怪獣が襲来したことを知る。そしてニュースの映像を見たグロリアは、その怪獣と自分の動きがシンクロしていることに気付く。ーシネマトゥディ

 

シネマ一刀両断」を読むと、本来は、東京にゴジラが現れるという設定だったらしい。

 すごく残念だ。というのも、ゴジラが東京で暴れて、人が死んで、グロリアが「ごめんなさい。2度としません」と書けば、これはもうちゃんとした寓話的作品になったのになあ、と思う。

もちろん、その場合、メタファーとしてのゴジラだ。

 

とにかく、変更を余儀なくされたこの作品は変な映画だけど、役者はみんなイイし、アン・ハサウェイを見ていれば、飽きない。

 「ハサウェイ、可愛いなー。可愛いなー。うわぁ、早くオスカーから逃げろー!

えー、えーッ、戦うんだ。おお、おおお!」…てな具合。

 

 

あらすじ「プラネタリウム

1930年代後半、降霊術ツアーに出ていたアメリカ人姉妹ローラ(ナタリー・ポートマン)とケイト(リリー=ローズ・メロディ・デップ)は、パリを訪れる。霊感が強くて死者を呼び出せるケイトはある晩、フランスの有名な映画会社のプロデューサー・アンドレ(エマニュエル・サランジェ)と知り合う。実際に霊と遭遇した彼は姉妹の能力に心酔し、ゴースト映画を企画する。ーシネマトゥデイ

 

ポートマンは子供の頃、あんなに小粋な女の子だったのに、大人のポートマンって、美人だけど、なーんかなあ…。

 

こちらも変な映画。

でも、この映画はポートマンの役を別の役者が演じていれば、違ったかもしれない、と夢想。

30年代に女の子が一人で経済的に自立するって、想像を絶するよ。

それが最後の顔の表情と重なり、「もののあわれ」が表現される、はずだった、と…。