オーバーフェンス、僕等は共に灰色の服を着た

オダギリジョーが好きで見た映画。 

 

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時効警察」とかむっちゃ好きだった。(コメディだけど)

 

で、映画のお話は、

妻子と別れ田舎に戻った白岩(オダジョー)は心を閉ざしているが、訓練所の仲間や聡(蒼井優)と出会い、少しずつ又歩き出す…、というかんじ。

 

蒼井優の役、精神疾患のある女性の役だけど、これはリアルです。つまり、本当にああいう感じですね。すううううと普通で突如、エキセントリックになる。

 

 訓練所でのシーンが結構出てくるんだけど、とってもイイ。役者たちもイイし、彼等の(たぶん、それぞれに挫折をかかえているような)かったるい雰囲気がイイ。

 (わたしはずうと訓練所とその仲間だけで良かったな。で、最後に、スカーンとホームランを打つ、と。)

 

 で、さ…大問題なんだけど、わたしはオダジョーの白岩がわかりません。全く理解できません…。

(「ゆれる」って兄弟の映画のオダジョーも全く理解できなかった。わからないの、感情つうか心情が)

 

で、白岩も、元妻とあったとき泣くのも分からない。(だって、愛してないんでしょ?いよいよ完全に終わった、と思って悲しかったん?)

あと、居酒屋で怒り出すのもわからない。何がどうして怒っているん?

 

ったくう、オダジョー、2つ目だよ、わからなーい!っての。好きなのにどーしてくれる…。