うぅ…クソな映画。
最初のシーンで「あ。ダメだ。」と思ったけど、もうちょっと見よう、と思ってしまった。
主演女優のオルガさん、どーしても好きになれない。
おまけにこの映画の場合、オルガさんばっか写す映画なわけで、ジェレミー・アイアンズは(存在感ありありだけど)引き立て役。
なぜだか、オルガさんは私の感情移入を阻む顔なの!基本的にこの人ってボーっとしているよね、そこに何を見れと…? (君はニコールじゃない)!
でも美人だし男性からは愛される顔らしいけど。(ふん!)
あ。でも一ヶ所だけ、彼女が綺麗だと思ったシーンがあった。
シャワーの後で髪が濡れていて、そのまま、ビデオカメラかなんかに話しかけるシーン。殻を破った感じの顔してて綺麗だった。ずっとこの感じでいってクレー…。
そそ、映画の話。この映画は老人が若い女の子に恋して執着するお話。
もしかしたらジェレミーが(いつものウゲェってなる)変態で演じていたらもしかしたら面白かったかもしれないけど(見ない可能性大だけど)、今回のジェレミーは紳士なの…。
ストーリー自体も、学者(ジェレミー)の友人がオルガに「彼は恋をするとすごく一途なんだ」というけど、不倫なわけ。
息子が小さいからとか、オルガの父親が死んでるとか、二人とも学者肌だとか、いろいろエクスキューズはあるんだけど、そらあ、情熱なんてものは、一緒に生活したら、長くは持たないから。
老人と女の子の生活のリズムが合うはずがない。
で、設定は不倫。
そんでも、監督は女性客のことを思い出したのか、オルガの学位授与式に、ジェレミーの娘と息子が出席して和気あいあいする。(「家族は傷ついたのよ」と言っていた娘が。)
わたしの父がそんなことしたら絶対に許さない!