ある天文学者の恋文

 うぅ…クソな映画。

 

f:id:knori:20180714050339j:plain

 

最初のシーンで「あ。ダメだ。」と思ったけど、もうちょっと見よう、と思ってしまった。

 

主演女優のオルガさん、どーしても好きになれない。

 

 

おまけにこの映画の場合、オルガさんばっか写す映画なわけで、ジェレミー・アイアンズは(存在感ありありだけど)引き立て役。

 

なぜだか、オルガさんは私の感情移入を阻む顔なの!基本的にこの人ってボーっとしているよね、そこに何を見れと…? (君はニコールじゃない)!

 

でも美人だし男性からは愛される顔らしいけど。(ふん!)

 

あ。でも一ヶ所だけ、彼女が綺麗だと思ったシーンがあった。

シャワーの後で髪が濡れていて、そのまま、ビデオカメラかなんかに話しかけるシーン。殻を破った感じの顔してて綺麗だった。ずっとこの感じでいってクレー…。

 

そそ、映画の話。この映画は老人が若い女の子に恋して執着するお話。

 

もしかしたらジェレミーが(いつものウゲェってなる)変態で演じていたらもしかしたら面白かったかもしれないけど(見ない可能性大だけど)、今回のジェレミーは紳士なの…。

 

 ストーリー自体も、学者(ジェレミー)の友人がオルガに「彼は恋をするとすごく一途なんだ」というけど、不倫なわけ。

息子が小さいからとか、オルガの父親が死んでるとか、二人とも学者肌だとか、いろいろエクスキューズはあるんだけど、そらあ、情熱なんてものは、一緒に生活したら、長くは持たないから。

老人と女の子の生活のリズムが合うはずがない。

で、設定は不倫。

 

そんでも、監督は女性客のことを思い出したのか、オルガの学位授与式に、ジェレミーの娘と息子が出席して和気あいあいする。(「家族は傷ついたのよ」と言っていた娘が。)

 

わたしの父がそんなことしたら絶対に許さない!