しあわせになる映画

映画、3本。

 「ハッピーエンドが書けるまで 」

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 出演は、リリー・コリンズ、ローガン・ラーマン、グレッグ・キニア、

ジェニファー・コネリー、ナット・ウルフ。

 

ここまでやるか?ってくらい予定調和。しあわせは、ほんとに均等に登場人物に配分されました。父と母、その娘と息子に。

男の子たちの見せ場ではちょっと感傷的な演出が気になりましたが、グレッグ・キニアジェニファー・コネリーがきっちり締めているので流されません。

 

高校生の息子に説教していた父親が、正論でやり返され、暫し逡巡し、言った言葉が

「一週間外出禁止だっ!」笑っちゃった。

 

 

  

 「最高の人生の作り方」

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 監督はロブ・ライナー。彼の監督作品は「スタンドバイミー」「恋人たちの予感」などなど挙げればきりがありません。

マイケル・ダグラスダイアン・キートンが主演。

 

偏屈な一人暮らしのお爺ちゃんが孫娘、9才を預かることに!

お爺ちゃん(ダグラス)とお婆ちゃん(キートン)の家族再生の物語です。

 サラ(孫娘)はダークな髪の色に青い目が映えてとても綺麗な子!

 

 孫の面倒を見るのが嫌なお爺ちゃんは、母親の所に連れて行くのだけど、お約束のボロッヨレッとした薬中の女が出てくるのは、笑っちゃう。

 

監督のロブさんがキートンのピアノ伴奏役で出ています。

キートンを好きな感じとか、ダグラスに邪魔されて、嫌そうにしている感じとか、イイ味出してるんですよ!

 

キートンが歌う「シャドー・オブ・ユア・スマイル」、すごく良かったです。 (70才近いのに声が出るってすごくないですか?!)

 

ロブさんは、キートンの歌声に惚れて、この映画を撮ったんじゃないか、って思うほど。けれど、さすがと言うべきか、どんどんダグラスに惹きつけられ、やっぱ、この映画は、ダグラス主演でしょ!という趣に。

 

 

 

 

  「しあわせはどこにある」

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 出演は、 サイモン・ペグ、ロザムンド・ペグ、トニ・コレットジャン・レノ

 

さすがはイギリス映画です。コメディ物とはいえ、きっちり隙なく作られています。

 

サイモン・ペグ はイギリスの有名なコメディアンで「宇宙人ポール」「スーパーポリスメン」などなど、面白かった!でも彼は何と言っても「スタトレ」のスコッティですね!

 

で、この映画はサイモン・ペグが精神科医の役で、 ロンドンで恋人と一緒に暮らしています。ところが、サイモンは「しあわせとは何か?」について悩み、それを探す旅に出るのです!

 

サイモンの恋人は彼の靴下を片付けている時、隠してあった古い写真を発見!何と彼は大学時代の恋人と仲良く一緒に写っているではありませんか!

…これは、ショックです。(ましてや、旅に行くのにその写真も持っていくとは!)、もうわたしと別れるつもりなんだ、と思うし、心構えをしなくちゃいけない、と思うわ。

  

彼の患者の霊媒師がすごいです。全部、当てちゃう!

サイモンは確かに青春時代や子供時代に拘りがあるようなんだけど、特に子供の時はワンコが支えだったみたいだし、大学の時の恋人に心残りがあるようだし…。(だめじゃないの、サイモンったら!)

 

 チベットとアフリカの旅、以外と風景が新鮮!

 

 ラスト、子供時代の彼が消えました。

 

 

全部、ちゃんとしあわせになる映画でしたけど、ねえ、あなたはしあわせ…?