「ルイの9番目の人生」「トゥームレイダー」

トゥームレイダー」(2001年作)を見れば(アンジーに惚れるよね!)、当然「トゥームレイダーファースト・ミッション」も楽しみにしてました。

 

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トゥームレイダーファースト・ミッション」⬆️

 

主役のララ・クラフトはアリシア・ヴィキャンデル。(エクスマキナ

父親役はドミニク・ウェスト

監督はローアル・ユートハウグトゥームレイダー」というゲームが原作の映画です。

 

下の写真はアンジェリーナ・ジョリー主演の「トゥームレイダー1」です。(一作目がイイよぉ)

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アンジーのララはそつなく賢い!クール!顔も体も美人!

 

わたしの愛するマイヒーローを見るために2作目を大急ぎでレンタルしたもんです。(だけど、2作目は、あんま好きじゃない。何故かは覚えていない)

 

んでもって、アリシア・ディキャンヴェルの「トゥームレイダーファースト・ミッション」です。

 

…物語はアクション満載で最後まで面白かった…けど、ララのキャラがいやだぁぁぁぁ。

 

最初のボクシングジムから自転車レースのあたりまではアリシアが可愛いし、わああ、彼女、イイじゃん!とワクワクしてたんだけどぉ… 。

 

まず、ララは、ど貧乏で、ジムの代金さえ滞納しています。

えーっ、ララって大金持ちじゃなかったの?(まあ、確かに今回のララは庶民的な美人だけど。)つって見てるうちに、なんだやっぱ、金持ちだ、と言うことがわかります。ただ彼女は、父親の遺産を相続することに抵抗しています(生きていると思いたいから…はふぅ)。

 

父親の部下が ララに言います「サインしなければ、遺産を売り払って処分しなければならなくなる」と。

「あたし、そういうタチじゃないから」とララは答えます。

 

おー、庶民ララ誕生なのか、と思っているうちに、ララちゃんは、父の会社に出向きます。

そんとき、受付に邪険にあつかわれたララちんは「あたしはララ・クラフトよ」つってびっくらしてる受付に、してやったりみたいな笑顔を見せます。

 

つまり、ララは遺産を受け取る気はあるのよ。

 

であるならば、なんともララはスマートじゃない、つうかぐずぐずしてるつうか、わたし、嫌いなんだわぁ、はっきし言えば、ムッチャ嫌いだ!

 

でね、結局、サインしかけたとき、弁護士が父からサインしたら渡すように言われていたものを取り出すのよ。

 それを手に取ったララはサインせず会社を出る、という…。

 

まあ、おかげで父の居所をつかんだララは父を探しにいくわけなんだけど、サインしてないから、金がない。そいで母の形見を質に入れて、8千ポンドだか作って、香港へ。

 

どうして、どおして、遺産を受け取って、しっかりお金を使って準備を整えて、父親を探しにいかないわけ?(まったく、わたしは納得できない。鈍臭いやろ、ララ!)

 

けれど、アリシア・ディキャンヴェルがわるいわけじゃない、キャラ設定したのは監督や製作陣なんだから。

 

アリシアという役者について言っておくと、例えば、自転車レースにララが失敗した訳は、父に似た人を見かけたからです。

あぁ、彼女はこんな顔するんだ… って、わたしはそのとき、これは残念なことになるかもという予感がしました。

 

繊細で、動揺してるその表情、アリシアさんは、「スターウォーズ」とかの少女の成長物語に向いていたんじゃないかなあ。(この映画ではアスリートみたいになってるし、賢しさがなく、繊細で複雑な表情が出来る。ピッタリやん…)

 

あ。忘れるとこだった。アリシアさん、腹筋割れてた!

たいへんなことですよ、女のお腹に腹筋作るって。半年以上かけたんじゃない?

 

 

 

 「ルイの9番目の人生」

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 監督はアレクサンドル・アジャ主演はジェイミー・ドーナン

 

みすみすドーナンがドツボにはまっていくのをサディスト気分で味わう映画。

それって、どーなん?(言うとおもったしょ?うん、言った。)

 

最後まで飽きずに見られるけど、なんせ、病名(犯人)が解ってしまうという、かなり早い段階で…。想定済みなんかな、監督は。

 

 最後まで、ドーナンの愚かしさにつき合わされて、なまじ、ドーナンがとても良い人なので、可哀想に思えない自分に嫌気。

 

あ。お父さんがものすごく可哀想だった。