ヴァレリアン千の惑星の救世主

「ヴァレリアン」は小学生の特に女の子向け、なんだと思うな。リュック・ベッソン監督の子供が12才位らしいし。

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TVドラマ版「 何がジェーンに起こったか」を探したけど無かった。久しぶりのツタヤには「インフィニティウォー」なんかが並んでて、5本借りたんだけど、そしたら頼んでた本もAmazonから届いた。

 

 『映画の見方がわかる本』(町山智浩)。まだ一章の「2001年宇宙の旅」しか読んでないけど、おもしろいー!

映画「スターゲイト」とその続編のTVドラマの題名は、なんと「2001年」からきていた!!知らなかった。その他にも知らない話がいっぱい。(おもしれー。)ごめんね、町山さん、誤解してたよ。つまり、科学的というか論理的な手法なんだ、って分かったよ。

 

 

でもって、「ヴァレリアン」の話し。

 

ベッソン監督のSF物では「フィフス・エレメント」も「LUCYルーシー」も好き。

空中タクシーがすごく面白いし、主役のブルースもミラも好きだった。

「ルーシー」はスカーレット・ヨハンソンが好きだった。

で、ワクドキで「ヴァレリアン」です。

 

原作はフランスの漫画シリーズ『ヴァレリアンとローレリーヌ』。

お話は、銀河の連邦捜査官ヴァレリアンとローレリーヌの活躍を描くもの。

 

デイン・デハーン(ヴァレリアン少佐)

カーラ・デルヴィーニュ(ローレリーヌ軍曹)

 

パール人がとても綺麗!

千の惑星の都市という巨大宇宙ステーションが綺麗!

(ただ、この宇宙ステーションはファンタジーというか、やっぱマンガ?

例えば、スタトレの宇宙基地ヨークタウンとか「インターステラー」のスペースコロニーとかは、いつか、いつかは、きっと、きっと、実現するんじゃないかな、ってハードコアSFの真骨頂なんだけどね。)

 

あと、コンバーター(動作は子猫なんだけど、見た目はアルマジロ?)が可愛いのと、パールを出すところが綺麗!

新体操風なダンスも綺麗。 

もう綺麗なものがいっぱいだった、この映画。 (監督はCGで思う存分、好きな事をやった、感じ)

 

ただ、ストーリー展開、どーにかならなかったのかなあ?(観客だけが、あの謎の中心部へ直行すれば、問題を解決できることがわかっている。捜査官二人は、寄り道三昧。)めっちゃいらついて、そのうち、飽きるん…。

 

だから、この映画、コケたんだと思う。

大人だと時間が長く感じる。(えー、まだおわんない。)

でも、子供だと、たぶん、あの余計な説明(拷問されてたパール人)が必要なんじゃないかなあ。

 

主人公二人は、少年少女って感じで、なんつうか、レトロ感がある。(古いマンガのせいかな?)

それって悪くないし、寄り道の各エピソードもそれぞれ、実は、楽しい…。

 

なにが悪かったん?この映画。(応援したいんだけど、映像が楽しいから。)

 

まあ、「インフィニティウォー」見た後だし、ルッソ兄弟だとどーやったろうな、とかおもってしまった。