「RAW少女のめざめ」が見たくてたまらない感想文

TVの購入ボタンとにらみ合っていたけど、やっぱり止めた。

「RAW少女のめざめ」は見たい!見たい!けど、よす…。

 

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 ジュリア・デュクルノー監督

 

ふかづめさんの評論を読んで以来、すっごく見たくてたまらないけど、念のため、どの程度のホラーか調べたのが運の尽き。

町山氏によるとアメリカの映画館ではゲロ袋を用意したというし、失神者続出だそう。

 

諦めきれないわたしは、あちこちのブログを読み回って、なんかもうね、この映画見たような気がしてるんだ。

 

だから、「RAW少女のめざめ」の感想を書きます!

(あ、いや、だれか、ばかもの!って怒鳴った?唾が飛んできたんだけど)。

 …訂正、見たくてたまらない感想文です。

 

 わたしは、女性にとってのイニシエーション儀式とかそういうことに興味がある。

 

普通、女性は肉体的な通過儀礼みたいなものは経験する。つまり、生理がくること。

 人によるだろうけど、初めて生理になった時の嫌悪感というのは言葉にできないものがあった。何というか体の奥から不安のような、拒否したいような、いやあなものが湧き上がってくる、そんな感じ。

 そうしたものの乗り越えを、カニバリズムで描いた、らしい。すごいな、どんなだろ?

  

町山氏によると、相手の肉を食らうこと、すなわち所有欲、そいう女の子の愛も描いているらしい。

 

前に「何がジェーンに起こったのか」を見た時、これは女の愛を「所有欲」と捉えているんだな、と思って、それ以来、気になってた。

 

わたしも女の愛の最初の形は「所有欲」だろうと思う。

 

 

たとえば、所有欲的に男を愛していたとして、その男が浮気をしたとする。そうすんと、これはもう、男に消毒剤ぶっかけて清めたいよね。で、当然、清めることが叶わぬ時、女はどうするか?

選択して決めるしかしかない。

この選択する、決める、ということは多分、愛の次の段階ではないかなあと、わたしなぞは思う。…精神的な自立が必要だろうなあ。

 

…ということで見たくてたまらない映画の感想文を終わりたいと思います。(間違いに対するご意見、叱責など、喜んで承ります。)