ドナルド・ペトリ監督。2006年作。クリス・パイン、リンジー・ローハン出演。
この映画はラブコメというよりドタバタ喜劇、スラップスティック・コメディの類いだと思う。
ものすごく「ツイテない男」とものすごく「ツイテる女」が登場。
物語の中盤頃、仮面パーティーでその二人がキスをして、ツキが逆転!!
しかし、二人はすぐに離れ離れになり、後半近くなるまで出会わない。
ただし、パーティーで占い師が踊っている二人を見てカードを引き、そのカードを観客に提示する。「運命」ってカードなのさ。
まあ、つまり、意外と凝った作りのコメディではないかしらんちおもう。
クリスははじめ「ツイテない男」なのだけど、そのドタバタぶりはかなり可笑しい。
ただし、「ツイテない」がリンジーの番になると、それはドタバタ喜劇というより、すっごく災難が降りかかる、というように見える。
この監督は「デンジャラスビューティー」とか「10日間で男を上手にフル方法」とかを撮っている人で、リンジーが上手くやれば、上の2作品みたいにヒットしたのかも。
リンジー・ローハンはたいへん人気があった人だけど、すっかり凋落してしまって薬物や生活の乱れとか言われているようだけど。
わたしの大事なカーク船長もなんだか、スタトレ4作目に出る出ないでトラブっているし、心配してるんだ。なんせ、カークは美しいブルーアイズがウチの死んじゃったニャンコとそっくりなんだ!たのむよ、なんとか妥協してくれ。
初代のジェームズ・T・カークことウィリアム・シャトナーが歴代のエンタープライズ の艦長を訪ねるという番組にクリスパインも登場したんだけど、なんというか、よく言えば気骨がある、つうか、傲慢に見えなくもないところがあって。ちょっと心配。「過去のスタトレは見ないようにしている」とか別のインタビューで言ってたしなあ。
「スター・トレック イントゥ・ダークネス」のとき、カンバーバッチは大仰な演技をしすぎなんじゃないかと思ったけど、すっかり人気が出て、拍子抜け。
そんなもんなのかあ、ってこの前見直したら、後半、結構、クリスはカンバーバッチに合わせようとしていて、ああ、彼は頑張ってんじゃんと思った。
あ。
「ラッキーガール」、クリスの青い目を堪能する大いなる!楽しみに与れる映画です。