あの国が嫌い

わたしの親友は嫌韓なんです。 それで「韓国嫌い」について考えています。

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 彼女の場合、嫌いだ、の発端はニュースですね。領土についてのニュース、慰安婦像のニュース、その度に、彼女は大いに怒ります。

 

わたしは黙って聞くだけです、よく分からないから。(彼女への愛ゆえに黙っているわけではありません)。

 

あの国が嫌い、この国が嫌い、という事象には歴史が絡んでいます。(過去の大戦で侵略して被害を与えました。)

昔、わたしが心を惹かれたのは「他国に対して反省を見せ、信頼を勝ち取る」というもの(経済交流のためにも人々との交流に関しても必要)。しかし、よく考えればこの物の見方には「EUみたいな共栄圏思想」が横たわっています。

 

けれど、親友の態度を見るにつけ、歴史的観点にはうっちゃりをかませ、違うと思ったなら言いたい事はきちんと言おう!そんな風です。前進あるのみって感じでしょうか。

 

こうした事態にはわたしが思うに2つくらいの要素があると思います。

一つは、昔読んだ「2ちゃん祭り」(誹謗中傷捏造罵詈雑言のあらし)についての本が参考になるかと思うのですが、アラシとは、「それはアイロニーだ」「それはネタに過ぎない」というようなガス抜き効果だ、的な話し(短絡的、読解力不足でごめんなさい)。

でもつまり、(わたしに言わせれば)、「ただ乗りして日頃の鬱憤を晴らしているアホ祭り」の横行(息抜き?)です。 

いずれにしても何かをスケープゴートにあげたくなるのですが(マスコミとか?😋)、難しいですね。

 

もう一つは、愛国心が根底にある、ような気がします。

…ここら辺になるとわたしはよく分からなくなるのですが(自分にどの様な愛国心があるのかよくわかりません)、ただ、自分に注意は課します。

集団主義に絡め取られてはいないか?

傲慢ではないか?

思考停止になっていないか?

他国の人が言いたいこと、他国の事情状況を理解しているか?

そんなことを思います。

 

本田圭佑選手はなんだかお手本ですね。外国で暮らして自分の愛国心に気がついた、と。そしてほんとに分け隔てなく他国と交流したり他国でボランティアしたり、偉い人です。(たまにおかしな事も言いますがご愛嬌です)。