ペイトン・リード監督。マーベル作品、 2018年。「アントマン」(2015年)の続編。
MCUのクロスオーバー作品、20作品目。
この映画は、字幕で見るべきだと思う。
わたしの好きなアントマンこと、ポール・ラッドの可笑しみは、声のトーンにある。親友役のマイケル・ペーニャの楽しい特色も話し方にあるし。
アントマンを拉致したワプスが彼の代わりに配置したのは、彼の日常をプログラムしたアリのお化けみたいなやつ。
ペーニャはカウチポテトしているアリのお化けに向かって、
「スコットかっ?!」って聞く…。
ペーニャの声の感じがなんともおかしくて、思わず、笑ってしまう。
今回のお話は博士( マイケル・ダグラス)の妻(ミシェル・ファイファー)を探すミッションだ。(30年前に量子の世界に閉じ込められた)。
「君は妻ともつれた」
「博士、いくらなんでもそんな下品なこと、僕はしません…」とアントマンがボソボソと答える。
「…原子レベルのもつれ、だよ!」と、苛立つ博士。
これが、可笑しいのは、アントマンが顔を無表情にする、ことにあると思われる。
そこに彼独特の声のトーンが加わると、なんとも言えない可笑しさが生まれる。
彼本人によると、ビル・マーレイを参照しているらしい。
それで、アントマンがマーレイ風な一歩引いた演技をしているので、登場人物、全員が、わちゃわちゃとショットを織り成し、それぞれが皆魅力的だ。
今回の悪役の一人、ゴースト役、ハナ・ジョン=カーメンは「キルジョイズ」のダッチ!
わたしは、彼女が好き…顔が好きなのか、雰囲気が好きなのか、ともかくめちゃくちゃ好き!
ラスト近くで、「おお!マイケルダグラスとミシェルファイファーがいるわあ!」と感激して見ていたら、アントマンがなんだか素でこの二人に感激しているみたいで可笑しかった。
トレーラーを見たら、アントマンがマジで言ってる。
「あのマイケルダグラスとミッシェルファイファーと同じとこに立っているんだ、と思ったら感激して」
やっぱしぃ…。
ミッシェル・ファイファー⬇️
そそ。ミッドクレジッドシーンの意味は、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」を見た人には分かるようになっている。
そそ。ハリウッドお約束の華麗で麻薬的、刺激的なアクションシーンやカーチェイス、量子の世界の映像もたっぷりあるよ!