櫻木優平監督。 ゲーム「イングレス」原作。2018年。11話構成。
Netflix配信
このフジテレビのTVアニメシリーズは、Netflixで世界同時配信されることが決まっていたので、 一応、世界を見据えたアニメということになります。
NIANTICのジョン・ハンケなどから、ダメ出しももらったりしたそう。
可笑しかったのは、ヒロインにネグリジェのようなものを着せた絵を見せたところ、彼に突き返された、と。
セクシーなのは問題ないけど、ヒロインが幼く見えるのはだめであると。(ハハハ)。いやね、まさか、日本男性が「ロリータ風おんにゃのこ」が好きであることは、世界基準ではーヤバイーことであることを知らなかった、ってさ、嘘でしょ、と思う。
まあ、そういう若い監督のほぼ、第1作目の監督作品です。
で、10話目まで、最高にわたしは楽しめました!面白い!
アメリカ人のジャックと日本人のマコト(このバディ関係がイイ!)
なんていうか、このアニメの表現形式に、実写映画の影響を感じました、わたしは。
X-menとかスパイ物のアクションシーンとか、そういう影響です。
(間違っているかも。アニメなんてろくに知らないので)。
面白いと思いました。若い人はどんどん挑戦すべきだと思うし、つうか、ぜんぜん、見当違いだったっらごめんなさい。
ヒロイン、サラ
それで、最終話の11話、です…。
このアニメの弱点が全て出てしまった、それは、それまでの楽しさを台無しにするほど、ちっと、致命的だったかもなあ…。
サラの戦いのシーンですが、なまじ、映画的ショットなのか、よくわかりませんが、表情がない!彼女の痛み、覚悟、まったく表現できていない。実写映画だと、役者さんが全部やっちゃうとこですが、工夫できなかったのかなあ…。
(わたしがアニメで表情の表現がない!なんて思ったのははじめてです)。
顔の角度や陰影、そしてセリフと絵の相乗効果、そこらへんがぁ、なかったのよねぇ。
あと一歩で、それなりの感動を得られたとおもうけど、そうでなかったわけで、となると、11話のお話のありきたりっぽさ、ってのも際立つわけで…。
とても残念。でも、頑張れ、若者アニメーターたち!