リープ・イヤー うるう年のプロポーズ

アナンド・タッカー監督。 2010年。出演エイミー・アダムスマシュー・グード

f:id:knori:20190214164534j:plain

 

R(夫)と一緒に食べようと、わたしが好きな生チョコを作りました。(辻口さんのレシピ)。

この材料を買うために行った、とあるスーパーの駐車場での出来事です。 

 

駐車場の出口に丸い大きな看板が立っています。

↖️ こんな矢印、もっとクニッと曲がった矢印のすぐ下に、「↖️右折禁止」、の文字。それが丸い形の標識に描かれています。

 

f:id:knori:20190214164711j:plain

 

わたしは、左に曲がりたかったけど、しょうがないなあ、と思って遠回りをしました…。

 

「……?」

「左向きの矢印。と。右折禁止。だとぉ?!」

 

わたしだけなの?

間違えたのはわたしだけなの?!

 

せめて、矢印の標識の中に右折禁止と書くんじゃなくて、少し離して右折禁止と書くべきだと思うの!!٩( 'ω' )و

 

 

 

というわけで、映画のお話です。

 

 なかなかプロポーズしてくれない恋人をニューヨーク?からアイルランドまでエイミー・アダムスが追っかけます。

なぜか?

エイミーの父親によるとアイルランドではうるう年には女性の方からプロポーズできて、なおかつ、とても幸せになれる、という…ことだったと思いまっす。

 

エイミーは不動産関係のコーディネーター。彼は外科医。

アメリカの階級的なことはわからないけど、二人は成り上がろうとしているのかな?

高級マンションに入所するのに審査受けてたし。(バックグラウンドを持っていれば、審査なぞスイスイなはず✌️と思います。)

 

 アイルランドに渡った時点で「ある夜の出来事」というクラーク・ゲーブルの有名な映画を思いだすのだけど、つまり、ストーリーはもうお約束の展開です。

映画に親しんでいる人なら、結末まで予想できちゃうという。

でも、とても楽しい映画です!

 

一人で頑張るエミリー!後ろはマシュー。 

f:id:knori:20190214164616j:plain

 

 ダブリンまでマシューに送ってもらう事になるのですが、この数日間のうちに、二人は恋に落ちる、ってやつなわけです。ぶっちゃけ…。

 

ファンタジー映画や中世の騎士の物語を思い出してしまう、あの美しい魅入られてしまうアイルランドの風景…(おとぎ話のような景色の中で動き回る、現実感のあるアメリカ娘、この映画の屋台骨だと思います。)、 をバックにエイミーはあくまで可愛らしいし、マシューはあくまで感じが悪い…。

 

ぶったまげることに、マシューに惹かれません。

一体、こんな感じの悪い男にいつどこでどうやって恋するってんだ?!と思って見ていたけど、もうエイミーが力技で恋が成立したかのように見せてしまいます。

 

不思議です。こんなこともあるんですねえ。この男優はエイミーがまったくタイプじゃなかったのかしらん?

金髪のケイトに見せた顔をなぜ、エイミーに見せられない?

 

女性観客が彼に胸キュンしなくちゃ、この映画の成功は望めないだろうに。

くそったれなマシューでした。まあ、わたしにはね。

 

けれど、最後は、さすがに胸熱で、エイミーの告白シーンが。というかプロポーズが。(わたしも、むかーし、「私たち結婚するんだね!^_^」と思わず言ったもんです。だから、Rは先にプロポーズしたのは君だ、と言います。)

 

しかしぃ!

胸がドッキンドッキンしてるだろう、大きな目が潤んでいるエミリーを残して、マシューは薄ら笑いを浮かべ、立ち去るんだよぉ…。

信じらんないくらい感じが悪い。つうか、わたし、あの俳優、キライやねん。

 

 

蛇足ですが、

そのマシューが一度、顔、赤くなってね???赤くなって動揺してるよね?ってシーンがありました。エイミーに、口説いてる?って言われたときです。 

謎です。なかなか謎のある映画であったと言えましょう。