昼下がり、庭で缶ビールをぐびぐびと飲んだ。
…誰か、いいな、って言った?
(裏庭のタンポポ。やっと春が来た!)
さっきまで私は、女性用の芝刈り機をぶら下げて、ぶいんぶいんと芝刈りをして、刈り取った草を竹箒で集め、ゴミ袋に入れておった。
黒マスクに目深い帽子、首も足も全部、覆った重装備!
…あぢぃ。
ビール、美味しい。顔を仰向けると、何処までも青い空。木々は少しずつ緑が芽吹いている。
風が爽やかにふきわたる。
去年、わたしは大失敗をして、庭木を7本ほど、ダメにしてしまった!
冬には全てが雪に埋もれるから、冬囲いはしないけど、せめて、庭木にマルチングをしてやる。
いつもは、腐葉土を株元にかけてやるんだけど、去年は、バーク堆肥が優れている、という記事を読み、即実行。
あのね、バーク堆肥って、クッソ重いんだ。
腕をプルプルふるわせ、引きずりながら、みんなにかけてやったさ。なのに合わなかった庭木7本…。
今年の春に、枯れた彼らをうんしょうんしょと掘り起こし、無理なやつは、ノコギリで切った。
それで、イチイの苗木とシベリア桜の苗木を植えた。
取り除いた木々も、マサカリで割って、ゴミ袋へ。
わたしは、藤棚の藤の選定も松の剪定もやっちゃう。
初めのうちは、ハシゴの上で、足が震えてた。
しかし、慣れってすごくて、いまじゃあ、ハシゴがぐらついていても、これくらいなら大丈夫とか、わかる。平気で登る。
ガーデニングって重労働なんだよ。 次の日の筋肉痛が物語る。
いって、いてて。