シー・ユー・イエスタデイと家出

ステフォン・ブリストル監督。

 Netflix2019年、エデン・ダンカン=スミスとダンテ・クリックロウ。

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 この映画は、スパイク・リーブリストル監督の短編映画を気に入って、リメイクさせたもの。

スパイク・リーがプロデュース。

 

あらすじ 

 タイムマシーンで時間をさかのぼり、警官に射殺された兄の命を救おうと奮闘する2人の天才ティーンエイジャー。だが、過去に戻る度、別の悲劇に見舞われて...。Netflix

 

なんかなあ…。主役の女の子はむっちゃ可愛いよ、可愛いけど…。軽薄で無鉄砲!

…あほ。

つまり、「過去に戻るたびに別の悲劇に見舞われて…」ということの原因は彼女が軽薄で無鉄砲でアホだからなんだ。

 

これが、男の子が天才で、そのガールフレンドが手に負えないじゃじゃ馬ですったもんだの展開、とかのキャラなら面白がれたかもなあ。

 

 

いや、ごめんね、「レイン」ってTVドラマ(面白いよ!)でも、女の子が、ドアを開けちゃうんだよねえ。で、母親が死ぬんだけど。

 

こういうさあ、若い女の子の愚かしさを原因として、話を転がすのって、偶然に頼った話の展開と大差ないような気がするよ。すごく嫌だ。

 

これは、「レイン」のドアを開けちゃった女の子が念頭にあるんだけど、

昔、息子はまだろくに喋れなかったから、2歳くらいだったと思う、わたしと彼は家出したんだ。

Rにわたしはむちゃくちゃ怒っていて、徒歩で20分ほどの実家に家出…。

 で、そのとき、ただならぬわたしの気配が分かったのか、彼は、なんというか張り切ってリュックにおもちゃを詰め、背負って、わたしと一緒に3、40分、夜道を歩き通した。

実家に着いて、父と母が息子からリュックを外して驚いている。

重い!と言う。

持ってみてびっくり、ものすごく重いんだ!

 

 いや、何が言いたいかというと、2歳のガキでも、親が尋常でないときは協力しようとするんだよ、「レイン」の女の子のようにわあわあ喋ってばっかりじゃなくてさ。

まあ、あれは親も悪い、なぜ、彼女に説明しとかないんだい?

もちろん、お話を進められないからであります!