ルイス・アーノルド監督、キャサリン・パーキンソン、ジェンマ・チャン。
Huluシリーズ完結
AI、ニスカ役のエミリー・バーリントン。
「ヒューマンズ」がシーズン3で完結しました。
このTVドラマは、SFの体裁を借りた真面目な社会派ドラマ、といった趣です。
真面目なんです…移民問題、人権問題のメタファーに満ちていて、寓話的ですらあります。
frikandelさんがおっしゃる当事者性を感じます。
あらすじ (シーズン3)
約5億体のシンス(AI)が思考や感情を身につけ、11万の人間の命が失われた「デイ・ゼロ」から約1年。人間との共存を求めるシンスと、人間への憎しみから反乱を企てようとするシンスが現れ対立が生じ始める。Hulu
シーズン1、2と ハペさん がおっしゃるところの「不気味の谷」 を丁寧に描写してきました。あまりに人間そっくりのAIを不気味に感じ、受け入れを拒むという心理です。
フィナーレのシーズン3は、当初からのピースがピタッピタッとはめ込まれてゆき、見事な構成でした。
このドラマは多文化主義にたぶんにw懐疑的なんだと思います。一体、どう落とし前をつけるのか、とおもっていたら、ギャラクティカしましたねえ。同化政策と言ってイイかもです。
AIのミアと人権派弁護士のローラが好対照で、無表情なミアと温かみのある柔らかい表情のローラという対比がドラマを牽引していきます。
マティとレオ役のコリン・モーガン。
はまり役のマーリン以降、苦悩するコリン。
わたしは面白かったです、特にS3が!