マーク・ゴードン製作総指揮、2016年〜現在、シーズン3まで。
アメリカという国は、危機管理が徹底していて、Designated Survivor指定生存者というものがある。
国中の議員たちが一堂に会する一般教書演説などのときに発動され、このドラマの長官役のキーファーも指名されて、隔離される。
つまり、テロなどで、大統領以下全議員が死亡した場合の備えである。
キーファー長官もなんて間抜けな規定なんだと思いながら、妻と一緒に、トレーナーなんぞを着て隔離室でくつろいでいた…。
ま、おっさしの通り、わたしはワクワクして見てたよ!めっちゃ面白いプロットじゃないの!というわけよ。
昔、NHKで「ザ・ホワイトハウス」が放映されてたんだけど、このドラマが大好きで。このとき大統領役をやったマーティン・シーンは2、3話のみの出演予定だったけど、知的で誠実な民主党大統領候補のステレオタイプを見事に演じたものだから、ドラマの要へと昇格。
スタッフのジョシュとドナが遊説に訪れたド田舎に二人取り残され、ポツネンとしている映像が今も心に残っている。
ドナはDCでは下っ端で、ファッショも下っ端風だなあ、と思っていたけど、ワークブーツの農夫たちの中にいると、上等なカシミアのコートといい、高級感が醸し出されて、面白かったなぁ。
そして、ハーバードを優秀な成績で卒業したジョシュは、志高く政治の世界にはいるのだけど、早々に失望し、鬱々としていたときに大統領候補のマーティンと出会う。
その時のお話も良かったなぁ。
ザホワイトハウスは、上質な脚本だったなぁ、と思う。
えっと、サバイバーのキーファーも大統領になるわけで、ザ・ホワイトハウスの系譜を引いている。
誠実で知的な大統領、ハリウッド人種の好み、誰かに対する当てつけなんだなあ。
でもね、サバイバーは、テロリストとの戦いというサスペンスがガンガン盛り込まれていて、ザ・ホワイトハウスのような政治ドラマ一辺倒ではない…。
全部見てないけど…サバイバーはエンタメしてて、お話が面白可笑しく作られている。
面白いけど、6話くらいまで、全て分かっているのは視聴者だけって視点が用意されていて、つまり、登場人物たちは情報を共有しない。そうすることで悪役たちを侵入させるのだけど、これが、まあ、ストレスフル!
わたし嫌いなんだよなぁ、このやり方。
でもやっと、12、3話目くらいだったかな、そのあたりで、捜査員が大統領直属になる。もっと早くやってくりー!
さって、続き見よっと。