暴力ってなかなか無くならないんだな…。
まけもけさんのとこを読んで以来、ぽやぽや考えている。
「オレ様は正しい」「お前は間違っている」暴力の根本にあるのはこの考えです。
わたしには刷り込みがあった。
小説や映画やドラマのイメージって力がある。
わたしは、自分の尊厳を守るためには、暴力を使ってでも戦うべき時があると信じていた。
いじめられっ子が体を鍛えてやり返す、なんてドラマがよくある。
マルコム・Xだってキング牧師に逆らって、差別に対して武力をもって立ち上がった。
「わたしが正しい、お前は間違っている」なんだなぁ…。
暴力の正当化は、手を替え品を替え、次々と立ち現れる…んだ。
映画のイメージごときですら、力がある。となれば、親が子供に暴力をふるう事がどんだけの影響を子供に与えるか。
空恐ろしいものがある…。
しかし世の中には暴力描写が溢れている。
ガス抜き効果があるのかもしれない。
マイティ・ソーみたいにトールハンマーをボッカーンと振り下ろして、スコーンと気がはれる…。
はてさて。