気がつけば中年になっていた。
☝️ピートとエリーは、家をリフォームして転売する事業を手がけている。
この夫婦は、善意と多少のノリの良さから、里親制度に登録する。なにせ、ピートは、「家の修繕が僕らは得意だろ?子供達の状況を少しでも改善する手伝いができるんじゃないか」と、言うのだ。
そうして始まるこの物語は、笑って泣けるコメディ!
ふかちゃんの映画評を見たわたしは、早速見た。
もうめっちゃ面白かった。
ショーン・アンダース監督、脚本。 2018年。
ピートとエリーの夫婦は、3人の子供の里親になる。
涙と笑いの奮戦記。
里親講習会でえげつない夢を語る女性に余計なことを口走ってしまったエリーは
何とかしようとして、女性の車に追いすがる。妙に面白い。
何故だか、「昼下がりの情事」ってオードリーヘプバーンとクーパーの名シーンを思い出してしまった。
動きだす乗り物に乗っている人物と、置いてかれる人物とのやり取りは、映画ならではだし、かの名シーンは映画人たちにインプリントされ、手を替え品を替え再生され続けるんだ、とエリーのように余計なことをおもってみた。
そして結局、3人の里子を預かることになった夫婦は、彼らとなんとか信頼関係を築き上げようと頑張り、面白可笑しいけど、その困難さが印象に残る。
この印象には、何がしかの啓蒙要素がある。
ところで、妻の様子をうかがうピートがわたしのツボであった!
夫って人種はこれをよくやると思うんだけど、つまり、妻の様子を見て、自分の出方を決める。上手くやろうとしているのか良くはわからないが、わたしはいつもこれが面白い。
女にはない発想だと思う。
…違うかな?