雪が降る

 しんしんと降っている。

 わたしは外に出ない。ぬくぬくとした部屋から外を眺めている。

f:id:knori:20200120142843j:plain

黒っぽい点は降っている雪。大きな松の下の庭木だけ雪を被っていない。

 

 

心が疲れている時…わたしはスタトレ を見る。 frikandelさんは「コロンビアーナ」なんだな…。

 スタトレ はわたしを安心感で包んでくれる。

新スタートレック 」のエピソードにマーク・トウェインが出てくる。

彼はタイムスリップして24世紀に来た。「ありえん!たくさんの戦争があり、政治権力は謀略に満ちているのだぞ」

「いいえ。地球は完全な平和を達成しました」とベタゾイド人のトロイは満面の笑顔で答えるのだった…。

理想や夢や愛の陽炎は心地良い。

けれど、このとき、こみ上げる嘲笑には異化効果があって、哀愁が含まれている。

 

 

今はちょっと煩わしさを感じてしまうので「ロストインスペース」は所々しか見ていないのだが、最終話で子供たちが手を繋ぎ、「もう僕たちは孤独じゃない」というシーンがあった。

わたしもecoさん のように孤独でしょうがなかったときがあった。

昔、うろ覚えで申し訳ないが、「バッファロー‘66」という映画を題材に、郊外について研究した本を読んだことがある。

 その中で、心に残っている話は、住居の形態が人間関係に及ぼす影響についての話だ。

 孤島で暮らしている様な、一人ぼっちになりやすくて、コミュニケーションの断絶が起こりやすい環境。

ホンサキさんがおっしゃる様に「人を信用すること」無くしては何も始まらないだろう。 

 

そうして、「ロストインスペース」の見知らぬ同士であった子供たちは、まず、手を繋ぐのである。

それは他者に向かって心を開くということだし、他人を信用するということなのだ。

 

 ミセスGに「甘えること」について教えてもらった。わたしはRに甘えない、と思う。可愛げのない女だとか、そういうことはどうでもよくて、自分でちょいとびっくりした。

…なんつうことか。

わたしはたぶんRを信用していない \( ˆoˆ )/…。