やっぱり、 わたしは英国ドラマが好きだ。わたしの環境で手に入る中国ドラマを見尽くして、英国ドラマを見ている。喉の奥で引っ掛かっているような発音や、大仰なイントネーション、考証が確かそうな舞台美術や衣装、それらを、ただそのまんま写しているような撮影映像も大好きなんだ。
そして、物語が面白い。シェークスピアから始まって、アガサやコナン、歴史物やミステリー物は、映像に不思議なリアリティがあって、とても豊か。
「エノーラホームズの事件簿」、この映画の原作は、アメリカ人のナンシー・スプリンガー。少女向けの小説らしい。 それをイギリスが製作した。
シャーロックと妹のエノーラ☝️
イギリス製作、2020年。
ハリー・ブラッドビア監督、ナンシー・スプリンガー原作。
ミリー・ボビー・ブラウン主演(エノーラ・ホームズ役)
若い頃のヒューグラントを体育会系にしたら、シャーロックになる?
いや、ならないしょぉー。
ハーレクインに登場しそうな優男がシャーロックだってのは、いいのか?いいのか?と思っていたら、コナン・ドイル財団が、訴訟を起こしていたらしい。いや、笑った。
おまけに、シャーロックがスーパーマンに見える。…おぉ、ホントに彼はDCスーパーマンの役者だった。
ん…。別に文句はないよ。
主役のエノーラは頭脳明晰、強くて、可愛い。見飽きない。
これ、中国ドラマのヒロインとおんなじ。中国ドラマでは必ずと言っていいほど、強くて可愛い女の子が主役。
そそ、一番上の写真、16歳の役者さん、侯爵役で、綺麗な顔だった。
エノーラはこの少年侯爵の失踪事件を解決する。
昔、彼女は迷子の子羊を助けた。
彼女に髪を切られた侯爵が、荷馬車の子羊たちと揺られながら遠ざかっていく…。その心許なさ。
二つが合わさった時、じんわりと笑いが込み上げる。
侯爵、続編の映画に出ないかな?と思って原作をチェックした。どうやら原作では、これっきりみたいだ。無念だ…。