中国の防衛費は日本の防衛費の四倍だって、ニュースで言ってた。 「きっと中国軍って弱いよ」と言いかけてやめた。Rに鼻で笑われるのも癪だし。
中国ドラマを見ていての印象だけど、
かの国はとても個人主義的だと思う。
個人の尊厳や自由を尊ぶ感覚が染み付いているように見える。
根っこが個人主義だから、儒教はやわらかく美しいんだ、とおもう。
こういう土壌からでてくる兵隊って、弱いっしょぉ?
でも、軍事作戦、戦略といったものは、世界一かも…?
なんせかんせ、ドラマの権力者たちは、政治的な謀略、策謀、智略、、、にすんごく優れている。
現実に目を向ければ、30年くらい前?の鄧小平氏は民主化派だったのに、天安門事件で武力を行使した。
ドイツではホーネッカーがポンと東ドイツを返還したけど、その後、西ドイツは長く苦労した。
鄧小平は天安門事件に象徴される若者達の性急な民主化運動は、国を壊しかねない、上手くいかない、と見通していたんだと思う。
つまり、犠牲者を出し世界の非難を浴びながら、現在の中国の民主化路線の基礎を作ったのは、鄧小平だった。
ある種、貴族政治の維持?まぁ、よくわからないけど。
わたしは、鄧小平の深慮遠謀さを知った時、たまげて、あいた口の顎が伸びて伸びて床について跳ね返ったよ。
イテテ…あ。ところで、
他国のドラマを見てると、漢字の名前に日本語読みのふりがなが付いてるんだ。
これは失礼なことだとずっと思っていた。
ところが「陳情令」というドラマで、漢字の名前に正しい発音のふりがながついている!英断に遭遇した。
魏無羨という名前に正しい音であるウェイウーシェンとふりがなが付いているんだ。
彼は他にもたくさんの呼び名がある。ウェイイン、アーシェン、シェンシェン…。
イー リンラォー ズゥーという名前もある。
でも、これが、魏嬰や阿羨だと、魏無羨と繋がるし、夷陵老祖も、術を取得したから、こう呼ばれるんだな、とわかる。
つまり、名を漢字で覚えるか、正しい音(カタカナ表記)で覚えるか、なわけ。
ほいで、漢字で覚える方が楽なの!絶対。
なのに、漢字に、ウェイウーシェンとかふりがながついていると…
わたし、混乱の極みよ…。
わかる?漢字も覚えられなくなり、カタカナ表記も頭に入ってこない!
失礼な慣習には、訳があったのねぇ。
いや、お前だけだ、と言われれば、そうなんだけど。はい。