アサシンの心得

おっきい、

f:id:knori:20210616211325j:plainすんごくおっきい蜘蛛!が、

ソロソロと歩いていた。体の部分だけで、1cmはある。

 

しのごの言ってられない!わたしは素早く行動した。鼻セレブを五枚重ねで持ち、蜘蛛をふんわりと絡め取り、ティシュの端っこを茶巾絞りでギューとねじる。

それを袋に入れた。それを袋に入れた。それを袋に入れた。

つまり、三枚の袋に入れた。。

袋の口を折り畳んで、床に置き、両手で端っこを押さえた。

 

わたしは、Rに「真ん中を踏んで!」と言った。

わたしの殺気に気圧されたのか、Rは黙って足を乗っける。

「全体重をかけて!」

「あ!何かが、つぶれた感触がある!」