シミュレーションとわたし
どうにも、違和感を持つことがある。

「映画やドラマを見ている時、我々は疑似体験をしている」って言葉に引っかかりを感じるんだ。
むしろ、この時「疑似体験」をしていると言えるのは、役者だと思う。
「シミュレーション、本物っぽさ、を、味わう」、ことを疑似体験というなら、
「わたし」って主体は、どこに居るのか、と思う。
わたしにとって、映画・ドラマ体験とは、淀川さんじゃないけど、映画やドラマが「心に染み入ってくる」とき、
「心に染みるもの」が、わたしの経験や価値観、情報の網を通りながら、化学反応を起こす事だ。
化学反応とは、再生する事だし、別の角度から物語ることでもある。そうやって、わたしは、ドラマを味わい理解するんだと、思う。
だから、映画・ドラマの感想は、百人いれば、百通りになる可能性がある。
わたしは、実写もアニメも、区別なく、おんなじ見方をしている。
あぁ。わたしにとって、映画・ドラマは、暴力ものとセックスもの、以外を指してるよ。
こんな事は、前にもあったぞ、と思う。
👇、おんなじ様な事を書いてわ。
#
3ヶ月まえに、「長相思」を見始めた時から、予感はあった。
この3ヶ月間、わたしは「相柳」と「Youtubeの檀健次」に支配されている。
UNEXTさんが恨めしいよ。
ひと月に15、6話ずつのアップとは。。
せめて、いっぺんにアップして欲しかった。
でも、やっと、4月に最終回までアップされる。やっと終わる。
#なんと、7つも「長相思」「Youtubeの檀健次」について感想文、書いてるよ。いまんとこ、最高記録だわ。
RAIN(ピ)の動画を、久しぶりに見た。
50歳くらいになったのかと、思っていたけど、42歳なのね。
懐かしくて、頭がクラクラした。
RAINは変わらず、まだ踊っていた。
でも、昔、あんなに魅力的だと思ったダンスは、私の目に、もう写ってこない。
間違っているかもしれんけど、彼のスキルは衰えるどころか、向上している様に見えた。
歳をとると、ダンスのスキルは衰える、と思っていたのでびっくりしたよ。
檀健次は「歳をとると、表現力が落ちていく」と、動画で言っている。
「魅力的・好き」ってことを正確に言えば「表現力」なんだろうなと思う。
「表現力」も、技術的なパーツに分解出来るだろうけど、分解し切れず、残るものがあるだろうな、と思う。
なんつうか、「上手いだけのダンサー」に惹かれないわたしには、檀健次の言葉は、すんごく悲しい。
そそ、もう一つ、びっくりした檀健次の動画。
2023年に彼と彼のスタッフが作った「2023年の答案」という動画。
体裁は、自己ピーアールなんだけど、これは、リベンジなのよねぇ。
冒頭、俳優としての彼が、どんな言葉で業界から弾かれていたのか、それらの声から始まる。かいつまんで言えば、「ちょっとくらい演技ができても、イケメンはたくさん居る。彼に興味はない」って、かつての業界人の声なのよ。
彼のナレーターが入る。
「わたしは、俳優、檀健次です。5年間、ずっと我慢してきました、そう名乗ることを。」
そして、彼を抜擢し、彼の能力を評価したひとたちの声。
もうさ、いいんか、こんなもん作って、ってわたしは思ったよ。
後半は、音楽のこと。彼は「船は万山を超えた。あの山々は、もう景色だ」と言っている。
うーん。こういう仲間内の言葉を出してしまうって、どうなん?
やっぱ、中国の庶民やアーティストって、自由主義的なんだよねぇ、、。上は、すごい権威主義者と、伝統的でもある、ちょっとやそっとじゃ崩れない貴族制のような為政者たち、だというのに。。
中国ドラマは次から次へと現れる美男美女で溢れてる。
彼らは、ほとんどが大学で演技を学んでくるし、そこそこ演技は出来る。
能力や才能は、とりたてて必要のないものだった。
ヒッチコックじゃないけど、それは一理あるなと思う。
檀健次は、その風潮に一石を投じたかったんだよねぇ。それが、あの、動画だったんだと思う。悲しくもある、不遜ではないけど、不遜に見えかねない、「答案」と言う動画。
そして、業界にとって、彼の出現(才能)は衝撃だった。
彼がはじめに貰った賞は「色んな能力がある事を讃える」賞だったし、バラエティの司会者からは「アイドルの殻を破った」と紹介されるしまつ。30過ぎだというのに。
業界は、能力や才能のパワーに、注目し出したわけだ。
これから、中国が才能に目を向けるかどうかは分かんない。
替のきく商品は、なにせ、低コストだしねぇ。
彼は、ヒップホップグループでデビューした当時に、日本のCMで使われたことを、全く話していない。秘密にしている。あの当時の日本で、感性の優れたCMディレクターに認められていたというのに、言えない、と言うのは面白い。
ある人気のあった役者は日本に遊びにきて靖国神社の前で写真を撮り、そのおかげで、今、干されてる。。
いやあ、Youtubeってすごい、、Youtube好きじゃないんだけど。
前回のブログで書いた「魅力的なダンサー、俳優を埋もれさせていた業界の面白さ」、
それについて、わたしなりの回答でした。