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どうする家康/何故、家康だったのか?

「どうしてあの2人ではなく,家康だったの?」いろんなドラマを見ても,本を読んでも,わたしは、ずうぅぅぅっと長いこと,訳がわからんかったんだ。

👇「どうする家康」

つまり、

最終的に,戦国時代を終わらせたのは,「面白味のない,狡猾な狸ジジイ」と言われる家康だったなんてさ。もし,秀吉の政権が続いていたら,信長が死ななかったら,面白い世の中になってただろうなぁ,って,長いこと,わたしは思っていた。

 

んでもって,ひょんな事から*1

「どうする家康」を見た!

めちゃくちゃ,面白い!

前半は,コメディ仕立てで,わたしは大笑いしながら見たよ。そいで、どんどん面白くなって,わたしは,ようよう気がついた。このドラマは「何故,家康だったのか?」の解答をだそうしているんだ,と。

 

なるほどなぁ。。

わたしは,始めて,魅力的な家康を見たのだった。

 

ところで、わたしは,このドラマを見ながら、中国ドラマを見ているような錯覚に陥った。

中国時代劇っぽさがあるんだ。

中国ドラマには厳しい検閲がある。

史実を題材にした場合、留意が必要だと言われる。歴史の改ざんがあれば、撮り直しになったり、お蔵入りになったする、と、ネットで噂されている。神話もしかり。

けれど,話を盛る事はいっこうにかまわない,とこがあるなぁ,とわたしは思う。

例えば,中国4大美女の1人、「貂蟬」は実在しない。彼女は、「董卓」に美人局をかけた美少女だ。「秘密の三国志」にいたっては,郭嘉の愛人として登場して仰天したよ。

「長相思」の相柳も、記録では黄帝の孫に退治されるので,絶対死ななければならない。

ここさえ抑えとけば,相柳が別の人物に化けて活躍しようと審査は通る。

 

詰まるところ,史実で殺されているなら、ドラマでも,死ななければならないけど,記録に無い隙間は,歴史学者が怒って卒倒しそうなほど,推理、憶測、奇天烈がまかり通って、物語化されるんだ。

んで、この「どうする家康」は、中国ドラマみたいに、歴史をガッツリ物語るとこが,似ているんだわ。

史実によれば、家康は、独裁者の多い戦国武将の中では珍しく、忠義に篤い沢山の家臣団に囲まれていた。

このドラマは、こっから物語を膨らませているんだ。

わたしは,この新しい家康像に、すごく納得したよ。ホントによく出来た物語だったよ。ホントにホントにもっすごく面白かったよ。

そそ、

寧々さんは、秀吉の死後、家康に味方する。これも長いことわたしには,謎だったけど,ようやっと腑に落ちたよ。

それと,茶々さまの物語も,良かったよ。千姫が戦後,心を病んだことは,有名だけど,これを茶々さまでやっている。製作者,アッパレ。

もう一つ、中国歴史ドラマのように、俯瞰映像が使われていて、わたしは、これが好きなのね。おかげで、ずっと理解出来なかった一向一揆についても、イメージ出来るようになったよ。

 

*1:麒麟がくる」を見たんだ。結末を知りたくて,ほんと,我慢して見たよ。だってね,このドラマ,わたしには,面白くなくて面白くなくてさぁ。

そいでね、明智光秀の謀反は,「単なる謀反であった」という結論に,感激。納得。わたしは,結局,結果から原因を見るというバイアスのかかった目で見ていたんだなぁ,と目から鱗だったよ。んで,ドラマ終盤の,家康が平和をもたらすだろう,みたいな伏線にまんまと引っかかって、「どうする家康」に手を伸ばしたんだ。