そらまあ、わたしに勧められたわけですよ。
「サンドゥ学校へ行こう」(TVドラマ)と「殺人の追憶」(映画)を勧めたんですが、見終わった友人は激しい拒否反応❗️
「えー、サンドゥ、素敵だし。映画のほうはこれを見れば韓ドラにハマるってやつだよォ!?」
「映画はまあ面白かったけどもうイヤ!暗いのは嫌!サンドゥなんて汚いし、ダサイ!」
ほぼ、逃げの一手の私。
「あー、うん、私たち、男の趣味、違うもんねー。うまくできてるよねー。」
「殺人の追憶」は、わたしが韓ドラにハマるきっかけになった映画。
むちゃくちゃ面白かった。
けれど、サイコキラーやサイコ系が出てくる映画は黒沢清監督が「キュアcure」「アカルイミライ 」など、すんごい映画を2本も撮ってる。
なのに「殺人の追憶」に見入ってしまったのは、「ものがたり(物語り)」を追う面白さかなあ。
例えば「キュア」なんかは物語りがあるようでない、というかあるんだけど、山へ芝刈りに行ったおじいさんが苦悩して癒しがありました、みたいなところで終わる。おじいさんは芝刈りに、おばあさんは云々、みたいに物語りが進まない、というか、狙っているんだろうけど。
その頃、 韓ドラが面白かったので、中国映画もみた。
なんというか、中国映画にはハリウッド映画しか対抗できないな、という。
でっかいの、映画が。
「初恋の来た道」すきだあ。吠えてもしょーないけど。
そして友人がなんと言おうと、サンドゥがすき。毎回、どっぷりと甘美な涙を流し浄化されまくり。
正直に言えば、サンドゥのなにかがわたしの琴線にふれるんだろうなあ。
ラストのサンドゥの言葉にはハートを鷲掴みにされた。
「お前を置いて先に行かないよ」
小さい時のトラウマ由来かなんかしれないけど、たとえドラマのセリフでも、これを思い出すと安心して眠れる。