うっかり「ロンドンルール」の罠に落ちた「slow horses」は「slough house」送りとなる。みゃはは。 ☝️左からリヴァーとキャサリン つまり、 保身(ロンドンルール)に走る同僚の罠に落ちた、新人のリヴァーは、間抜け(slow horses)のレッテルを貼られ、MI-…
某日 「そんな面倒な事はしない!」 友人たちは、みな力強く宣言した。 これは、《動画配信の無料体験を渡り歩く》か否か、友人たちに聞いた時のことだ。 歳を取ってからの「面倒だ」は、脳の衰えとほぼほぼ同義になる。 「面倒」の内訳は以下のようになる。…
彼女は、辛そうに身体を起こし、枕にもたれた。 「あの彼が見舞いに来たのよ」と、わたしに言う。 “あの彼“というのは、昔、彼女が愛した男だ。 彼女の夫も“あの彼“を知っていた。最後に、会わせてやろうとしたらしい。 「彼には、会いたくなかった。見られ…
中国はファンタジードラマを上手いこと作る。SFも上手いだろうと何となく思っていた。 この中国版「三体」は、やはり面白かったよ。 3月末にはnetflix版「三体」も公開される。比べて見るのも一興かな。netflix版はアメドラ系ってことになるかな。 若い頃の…
曹操は海をはじめて見た。感動していた。 「太陽や月は、海から来るのか? 天河に燦爛と光る星は海の裏から来るのか? いやあ、高揚する!この気持ちをメモしておくよ」 ……日月之行、若出其中、星漢燦爛、若出其裏、幸甚至哉、歌以詠志(曹操「夏門歩出行」…
遠い昔、中国の小さな村。上元節の提灯が揺れている。 旅立つ少年に、母は「天官賜福(≒神のご加護を)」と言った。 「怖いものはないよ」母に向けた少年の笑顔は屈託がない。 中国の上元節、中元節、下元節は、道教の神を祀るお祭りだ。 上元節は神の祝福、…
2泊3日の東京。 東京に住む息子の案内で天王洲アイルへ行った。 運河沿いの建物からは、河に向かってテラス通路が張り出し、実に開放的だ。 眺めの良い高台を風が通り抜けていく。そこは喫煙スペースになっていた。こんな気持ちの良い喫煙場所は、何十年ぶり…
っを、楽しもうと、いそいそ出かけた。あっと驚いたことに、祭日のアフタヌーンティーは予約制だった。 しょうがないので、コーヒーとケーキを注文した。 この店は、ホテルのラウンジにある。つまり、コーヒーの値段が高い。 まぁ、豆も高級なんだろうけど、…
「ここは虚栄の市!空虚で不道徳、そして滑稽な世界です。」 光で溢れたメリーゴーランドを背に、サッカレーは宣言する。 左から、不良娘で詐欺師のベッキーと慎ましいアミーリア。 ディケンズと並び称されるサッカレー原作のTVドラマ。 楽しんで見ていると…
わたしは物語にワクワクする。 何故なのかなぁ? わたしの場合、人生経験は茫漠とした記憶の中に埋もれていく。 けれど、TVドラマのように、物語で語られる人生は、わたしの絡まった記憶のかけらに、方向と意味を与える。 この情感や感性の再生に、わたしは…
画面は雑多な汚いものまで写し込んでいる。おまけに、ヒロインが、嫉妬に狂った烈女風なのも、全く嫌で、流し見していた。ところが、ヒロインの印象が変わってくる。 ネタバレ注意⚠️ 乾隆帝の時代に絹織物の製産地として栄華を誇った蘇州。 織物業の担い手は…
男性性、女性性という言葉、考え方がある。ネットによれば「一人の人間の中にある二つの性質」ということだ。 左から璇璣(美少女戦士)と司鳳 ネタバレ注意❣️ 女性性は「受容、共感、直感など」、男性性は「責任感、粘り強さ、決断力など」と分類される。昔か…
女性の成長を描いたドラマ。 一見、凡庸なドラマに見えるんだけど、背景に見え隠れする問題意識は、韓国や日本と一味違っていた。 さすが全体主義国家というか、、昔、日本でも流行ったボードリヤールの記号的な欲望に翻弄される人々を描いている。 ブランド…
若い頃は、Tシャツと短パンで充分だった。小麦色に日焼けした肌は、全てを補ってくれた。 しかし、年寄りになったわたしは、服装に気を使う。 年寄りは油断をすると、汚くなるんだ。 とは言うものの、友人達とのランチの約束に遅れそうだし、曇天だし、ジー…
草刈りばっかしているよ。 菓子作り専用のカウンター。 分かる人には分かる、料理の台と菓子作りの台を分離したかった。 やっと手に入れたカウンターだ。 時間がまちまちな朝食用のカウンターとしても使えるはずだった。 「ちょっとちょっとぉ、カウンターの…
某月某日 洗い物や料理をするごとに、ネイルストーンが少しずつ消えていく…。 若い頃は、1日で剥がしたストーンを、年の功ではなく、面の皮が厚い、と言うべきか、数日もたそうとした。 風の強い日、スーパーから出ようとしたら、女子高生が二人飛び込んでき…
自分でもどうかと思うが、わたしはかなり女が好きである。 彼女に惹かれてみたドラマは、邦題を「紅蓮伝」と言う。紅蓮の炎しか思い浮かばない変な題名だ。 ジャン・ヤーチン 彼女は、不思議に清涼感のある瞳をしている。演技も良いが、彼女の場合、瞳がもの…
掃除をしていると、折り畳まれたパンフレットがヒラヒラと舞い落ちてきた。 転勤して行った息子の忘れ物だ。皺を伸ばし、額に入れた。 ピザ風パンを焼いた。 フルーツタルトはブルーベリーだけで作る羽目になった。 ケーキピックを飾っておく。 なぜだか、自…
もう20数年前のことだ、チャン・ツィイーは日本で大人気だった。 そのツィイーが少女を演じた。 ☝️チャン・ツィイー 劇中でガッツリ「15歳になりました」と言っている。。 ところが、ツィイーは頬がこけて、やつれて見えた。 彼女の表情や動きは、まるで少女…
ロッテの「とろーり 練乳三昧」という棒アイスは、食べ終わると、どうにもこうにも、もう一本食べたくなる。 それで、このアイスを毎日、食べていたところ、唇が霜焼けになった。。 しょうがないので、コーヒーを飲むたびに、リップクリームを塗り塗りしなが…
肉まんを食べていたときだった。Rは、わたしの顔を覗き込んで、「これで完成形だねっ、美味しいね。」と言って破顔した。 「へ…?」 あんまん☝️肉まん カスタードクリームまん なるほど。。気がつけば、わたしは1週間ちかく、Rに中華まんを食べさせていた。 …
高速道路で片道、2時間強の隣り町に遊びに行った。 びっくりするほど楽しかった。興奮度は、日常のわたしのテンションに反比例している。 常日頃、わたしは、☝️換気扇の前に腰掛け、タバコをモクモク吸い、コーヒーを呑む。 辺りは一面の雪だ。 気がつかない…
最初に教えるのは、パウンドケーキかなぁ。誰が作ってもまず失敗しないし、基本的な動作も含まれている。 ☝️パウンドケーキとマフィン。作り方はほぼ同じ。 このパウンドケーキには、キャラメリゼしたサツマイモを混ぜた。生地にアーモンドプードルを混ぜる…
コメディドラマや、コメディリリーフが好きだ。わたしは滑稽味のある役者にも目がない。昔は、ゴールディ・ホーンやトム・ハンクスの喜劇をよく借りた。 「花不棄」アリエル・リン 時を経て、 今、わたしは中国ドラマの中に、ゴールディやトムに匹敵する役者…
キャラメルバタークリームの上にキャラメルシロップをかけて食べる。スポンジに穴をあけ、更にキャラメルシロップを仕込んである。(右下) パイの中身は鍋底に残ったクリームシチューやミートソース。有り合わせの材料を加え、味を整え煮詰めておく。 冷蔵庫…
ドラマはギリシャ悲劇を模しているように見える。 この見方でいくのも一興だなぁ、と思う。 ウー・レイ unext、課金解除。わたしは、ドラマ後半をとても楽しんだ。 先ず、 原題は「上古密約」。神話の五神が千年後、人間界に転生する。 上古の神々はペルソナ…
「朝霧と、熟した果実の香る季節。冬の気配を誰が知るだろう。」 たぶん、キーツは美しい秋の情景に息をのんだはずだ。 ニール・ゲイマンの『サンドマン』、コミック4巻目のタイトルは、このキーツの詩から取られている。 こうしたニールゲイマンの間テクス…
ケーキを慎重に切り分ける。 1個ずつ、アルミケースにのっけて、みんなが取りやすいようにする。 カップケーキは、この手間を省けるし、美味しいレシピもたくさんある。 キルシュ入りのシロップをぬったスポンジ。練乳クリームの上にはフレッシュフルーツ。…
クリーム、バター、チョコ!好きなものはたっぷり使いたい。 たっぷりの練乳クリーム、絞り出し過ぎのマシュマロ、入れ過ぎのリンゴ。 バターとアンコのロールケーキ。4倍入れたチョコチップクッキー。 ……と書き始めたが、、 わたしはNHKクローズアップ現代…
2作品とも、前作を踏まえて作られている。 「還魂2」は「還魂」の続編、 「ウェンズデー」はクリスティーナ・リッチの出ていた「アダムス・ファミリー」のスピンオフ。ティーンエイジャーになったウェンズデーの話しである。 ティムバートン総指揮、監督「ウ…