戦神の剣 霊域

ロッテの「とろーり 練乳三昧」という棒アイスは、食べ終わると、どうにもこうにも、もう一本食べたくなる。

それで、このアイスを毎日、食べていたところ、唇が霜焼けになった。。

しょうがないので、コーヒーを飲むたびに、リップクリームを塗り塗りしながら、☝️ファンタジードラマを見ていた。

アニメや側からゲームを見ているような作りのドラマの中で、わたしは主人公の少年になり、冒険を大いに楽しんだ。

 

まぁ、感想はここで終わりになるような物語だったんだけど、このドラマには特筆すべきものがあったんだよ。

 

主演の男女は、演技経験の少ない「楽家らしい。

まるでアニメの中から抜け出してきたようなコスチュームの2人は、アニメの持つ現実離れした華麗さを保ち、嘘くさくなかった。これはなかなか出来ないことだ。

例えば、、

彼らの役柄を「役者」が演じたらどうなるか?たぶん、滑稽に見える、と思う。マンガっぽいコスチュームを着て、リアルな芝居をすると、多分、滑稽に見える。

 

本職ミュージシャンの2人は、表情をほとんど変えない。

つまり、リアルじゃない衣装を着た役者の、芝居っけの無さが、めっさ、リアルさを生んでいた、、。

 

ずっと印象に残っている「虐殺器官」というアニメ。

アップの感情表現の時、口だけ動かす、という、コマ数を減らしているつか、その手法がかえって、リアルな表現になっていた、というのを思い出す。

 

まぁ。。「戦神の剣」は、アニメっぽさを意図して、コマ数を落として撮影したのかと思ってしまうほどだった。実写ドラマをアニメ風に撮った逆転のドラマだったんだ。

とわたしは思った。

主人公の男性は美しい。

ミュージシャンの見せ方(ビジュアル)に対する、役者とは一味も二味も違う、尖った感性が花開いていた。