2019-11-01から1ヶ月間の記事一覧
あ。思わずトップにあげちまったけど、この映画では、綾野剛も藤原竜也もチロリとしか見られない。 めっさ好きな綾野剛が印象深い店員のチョイ役。 この爽やかで飄々とした 藤原竜也もチョイ役。うぅ。無念。 そ。堂々の主役は、50代のおじさんである光石研…
ハワイの風景には何か異空間の匂いがある…それがこのドラマの舞台。 景色が重要なキャラになっている。明るくて都会的なリゾートから目を転じると密林が背景に広がっている。そしてそこは、広い海原に点在するたいして大きくはない閉ざされた島々なのだ。 Am…
むかし、とても立派な装丁のイタリア料理の本を買った。やけにテキストばかりが目についたが、わたしは気にしなかった。 けれどその本がほとんど料理家のエッセイで、レシピは申し訳程度にしか載っていないことに気がついた時は家の中だし、本を睨みつけてい…
ストーブがあったかい。よく焼くアンコ入りのパイ。保存袋に入れておくと、Rがぱくつきます。 わたしがいつも心配して見ているブログがある。 相手にそれは通じていると思っていた…。が…そんなことは通じてはいなかったんだなぁ…。 今回、そのブログを読んで…
黄昏どきの山並み。まだ明るさの残る空にちろちろと星が瞬いていた。 …このラストショットは記憶に残るなぁ。 ビッチな3人のシスターたち。☝️ 中世が舞台のこの映画は、現代風にアレンジされ、エロスというよりガッツリ、コメディ。それもすごくカッイイ映…
スーパーで2年間、働いた。 「お金、よろぴく」と言われ、早いリタイヤでのんびり生きていたわたしは目の前が真っ暗になった。 つまり、息子が大学院を選ぶにあたって、道内ではなく道外に決めた瞬間なのである。 同じ旧帝大とはいえ片方の院はトップだ。仕…
「映画どころじゃなかったよ!」と子供が言ったのは、こんなカフェだった。 ここはわたしのお気に入りのカフェ 。老若男女がゆったりできる。席と席の間が広いので子供連れもok。トイレは車椅子で入れる。つまり、ここはユニバーサルデザインなんだな。あ。…
公園の休憩所と冬になると作る生チョコ。 幼なじみの夢をみた。 わたしはのぶちゃんの家に向かっていた。橋を渡れば赤い三角屋根の家が見えてくる。そこにのぶちゃんは住んでいる。 しかし、歩けど歩けど橋に近づかない。気がつけば、あたりは墨をひろげたよ…
僕の人生にはレールがひかれている。僕はユダヤ人だから。 いまの焦燥感は、認知的不協和ってものだ。 心理学を勉強しているヨッシに教えてもらった。 僕はローラに恋してる。 それが、不協和の原因だ。 トーマス・マイヤー原作、制作。2018年、スイス映画。…
手入れが行き届かない屋敷、曇り空の下の風景、1900年代の衣装風俗、全てが、詩情豊かだった。 Amazon ブラディ・コーベット監督、脚本。サルトル『一指導者の幼年時代』原作。2015年。 トム・スウィート。 1918年。ヴェルサイユ条約締結を目的にフランスに…
冬の足音がしている。今日は雨だが…。 左上の写真だけは初秋のもの。今日の庭には雨が降っている。裏庭はすっかり茶色。もうすぐ、この上に雪が降る…。 すでに最低気温はマイナス3、4度になることも多いのに、寒さに強い品種のバラが去年同様、蕾を付けてい…
おもしろうてやがて悲しきトミー・ウィソーかな。 Netflix 左からグレッグ・セステロとトミー・ウィソー(役名) 煮ても焼いても食えない男だろうな、この監督は。そう感じる人が作った事実に基づいたコメディ。トミーという実在する人物が作った映画の、製作…
もしかしたら一番好きかも、ジャームッシュ作品の中で。 Amazon ジム・ジャームッシュ監督、脚本。2016年。 アダム・ドライバー、ゴルシフテ・ファラハニ。 ニュージャージー州パターソンでバスの運転手をしているパターソンは、周囲の会話やマッチ箱といっ…
この時はまだ、余裕だった。 足首をくじいて4日目。結局、病院へ行くことにした。時間があったのでこうしてコーヒーを飲んでいる。 このカフェは珍しく喫煙ブースがある。ありがたいです。 あ、食べかけで汚いって?そう、この類の写真を撮る習慣がなかった…
目覚めた彼女の頬を一筋の涙がつたいました。 それはディストピア以外の何ものでもない、ある朝でした。 Netflix ゾンビ物でも、ホラーでもない、スリラー的なSFでした。とっても楽しみました。 お話の題材になっているのはギリシャ神話のパンドーラーです。…
そっかぁ、やっとか、ジェイソン・モモア。 Netflix 「スターゲイト アトランティス」から15年ほども経ってブレクイしたモモア。 アトランティスはS2からレギュラーになった。もう最高に良くてすぐ売れるかと思っていた。 アトランティスではシェパードに…
私どうして嵐 好きなのかなぁ…。 嵐が歌った「Journey to Harmony」がとても良かった。 この歌は、菅野よう子氏作曲の組曲「Ray of Water」の第三楽章に岡田惠和氏が作詞したもの。 昔、息子を連れ出して「お前の好きなジャズのCD買ってやるから、嵐のCDを買…
中世の古城。数人の男たちがテーブルを囲んでいる。赤毛の男が愉快そうに笑っている。その朗らかな男は、事件解決のためにシェイマー が呼ばれたことを聞くと、微かに苛立った。 赤毛の男が馬を走らせて、ディナを迎えに来たが、嫌な予感しかない。 烟る谷間…
彼女は「ご機嫌よう」と言った…。 U子は、36歳で寡婦になった。お葬式の時、高校生の息子に寄りかかって泣いていた。喪服がとてもよく似合っていたことが哀しかった。 長いこと連絡が途絶えていたが、偶然、スーパーで彼女と出会った。 「knoriさん、お久し…
アリストテレスは、悲劇は怖れと憐みの感情を呼び起こし、精神を浄化する、と言ったが、正にこのラストはカタルシスそのものだった。 お話は粋だし、どっちゃり泣いて心爽やか…な自分がいる。いや、なに、わたしには息子役のような葛藤はないのだが、それで…
ブルーボトルコーヒーには思い出のかけらもない。 いつも楽しみに読んでいるブログにブルーボトルコーヒーの写真が載っていて、東京はいいなぁ、行ってみたいお店がいっぱい、わたしは感嘆、羨望、感激していた。 その時、息子からLINEが入った。書類がどう…
幽霊のはなし…というべきだ。 疲れた男が子供の世話を焼いている。奥さんはいない。 ベルギーが舞台のドラマ、2017年。パトリッ・リドレモン、コンスタンス・ゲイ。 妻を亡くした刑事が率いることになったのは、元ハッカーの新人が活躍するサイバー犯罪対策…
ついにわたし一人だ。 友人が耳に穴を開けた…。美しいピアスをつけた写真が送りつけられてきた。 わたしは、☝️ご覧のようにイヤリングなのだ。くそぉ…。 手に持ってるのがそうなんだけど、しかし、イヤリングは数が少なく、素敵なものはみーんなピアスという…
メリルのおばあちゃん顔が嫌で敬遠していた。ところがっ!いやあ、最高!面白かった! Netflix スティーヴン・ソダーバーグ監督、スコット・Z・バーンズ脚本。2019年。 メリル・ストリープ、ゲイリー・オールドマン、アントニオ・バンデラス。シャロン・スト…