ジェイク・ルシントン制作。2012年。出演アンナ・マックスウェル・マーティン。
Netflix英国ドラマ
右端の女性がアンナ・マックスウェル・マーティンです。
彼女の前髪クルンはサザエさんを思わせるし、じみじみだし、ずっとスルーしていたミステリードラマです。
しかしぃ!「プリキュア」みたいに面白かったです!(プリキュアには似てません。念のため。)。このTVドラマは1シーズンが3話で、2シーズンが4話です。
さすがイギリスのミステリードラマは品質が保証されている、というか、鉄板の出来です。
女性たち四人は、第二次大戦中、ナチスの暗号解読にたずさわっていました。
彼女らの戦後を描いたドラマでもあります。
ラジオで連続殺人のニュースを聴くアンナ。
アンナは、子供二人、優しい夫と暮らす主婦になっていました。
ある日、彼女は、盛んに報道されている連続殺人事件の犯行パターンに気がつきます。
彼女は昔の仲間を集めました…。
むかしわたしは、ゴールディ・ホーンが好きで、彼女のビデオを漁ったことがあります。何一つ覚えていませんが、大戦中の女たちの活躍を描いた映画が印象に残っています。
戦争中は男が不足します。女たちは男たちがやっていた仕事を肩代わりする事もあったようです。ホーンは女たちを鼓舞し、立派に男たちの仕事をやり遂げる、というお話でした。
そして…男たちが帰ってきます。女たちは追い払われます。
「あ…。終わったんだ」と呟いたホーンの顔、が深く心に残っています。
このドラマを見ていてあのホーンの顔を思い出したわけです。
それで、彼女たち四人は、戦時中のように協力して謎解きに挑んでいきます。
アンナさんは、2シーズンの2話が終わった時点でいなくなります。
そこでわたしは、つくづく、彼女と代わりの女優さんを比べてしまいました。
アンナさんの謎に挑む様子というのは、ミステリアスな謎解きのロマンがこちら側に伝播してきます。何も分かっちゃいないけど、参加している気になります。
「スターゲイトSG1」の考古学者であるダニエルも、謎解きのロマンと冒険に観客を巻くこむような演技をして、インディジョーンズ と劇中で呼ばれていました。
けれど、インディジョーンズの原形を作り上げたハリソン・フォードは、さして演技らしい演技をしていた記憶がないんだけど、強力なモデルを作っちゃったんですねえ。
彼は不思議な役者さんですねえ。
まあ、アンナさんは女性版インディみたいでグイグイ引き込まれました。が、冒険談のほうは、インディではなかったです。
アンナさんは、死ぬかもしれないのに拳銃を下ろしました。撃てないよねえ…。
インディなら面倒臭そうにドガンって撃っちゃうとこですよ。
インディとはいかなかったけど、それでもわたしは、アンナさんの表現力にめっちゃんこドガンと感激しました。
はあと💓