ビル・マーレイ主演のロマンティックコメディ映画。ハロルド・ライミス監督。
最近私は、
私のブログを読んで、もしかして映画を見る気になった人、という存在が気になり始めまして、ネタバレしないようにとか、ここは説明した方が映画を楽しく見られるんじゃないかとか、気を使って書くようになったのよ!(今まで、自分の感想を好き勝手に書いてきたのに、これは、進歩か?)
で…この映画は、古い映画を見ようと、amazon、Netflix、Huluをザッピングしていて、あ、懐かしいなあ、ってんで、また見よう、となったわけ。
なにせタイムループものは昔から小説、アニメ、映画、ドラマとたくさんあって、きっとみんな好きなんだよね?
タイムループものの何に惹かれるかって思うと、たぶん、それは挑戦と失敗の繰り返しだからで、当然、それを実行する主人公って前向きじゃないといけない。見る方にとってなんかしらの快感があるんかなあ?(ま、よくわからん)。
この映画もビル・マーレイ(TVの感じ悪い気象予報士)が、ある1日を延々と繰り返すというもの。
目が醒めるたびに毎日毎日、同じ日付で、つまり反復なんだけど、実際には違う。だって1日の内容はそれぞれ違うし、マーレイの考え方次第。もうマーレイはこの1日を丸ごと受け止めるしかなくなる。ヤケになったりもするけど、彼ほど1日を味わい尽くした人はいない!
わたし、主役の二人は別に好きでも嫌いでもないつう感じなんだけど、でもマーレイって側にいたら、こってこてに揶揄いだおされそうで、イヤだ、というか歯が立たないというか。(まあね、実像は知らないけど。)
で、マーレイはデートの最中に彼女に何を専攻したのかって聞いて、
「フランス19世紀の詩」だって彼女が答えたら、「はん、くだらない」と鼻で笑っちゃうわけ。 (超本音)
もちろんその後勉強して、マーレイは詩をフランス語で暗唱したりするんだけどさあ、見終わって、いやこれ、マーレイの成長物語とはちゃうだろ!?って思う。
結構早々と化けの皮が剥がれて、元の感じ悪いマーレイに戻っちゃわないのかなあ、と心配。
剥がれないといいね、マーレイ!
この映画を見て思い出したTVドラマのタイムループもの。
「スターゲイトSG1」
シーズン4 (72話)「未完成のタイムマシン」
オニールとティルクが笑わせてくれます。構造は、ほぼ「恋はデジャ・ブ」を踏襲。
「スーパーナチュラル」
シーズン3 ( 11話)「火曜日のデ・ジャブ」
こちらは、兄のディーンが火曜日に必ず死にます。弟のサムは必死で彼を助けようとするのですが …ってお話。
兄はコロコロ死ぬんだけど、サムの変化が、孤独感とか絶望的な感じとかが、凄くいいんです!
名作だと、お・も・う。