美しい記憶喪失の女は、実は敵方の男を夫と思い込む。
これまでの行動を形作っていた、学習、経験を失った女は、無垢なのだ。

その愛らしい女を騙している男の表情が、いちいち愉快でたまらない。
モジモジして目を逸らす、困惑する、わたしは、何回も爆笑したよ。
でも、当然ながら、女は記憶を取り戻す。
がっくりしていたら、👇下の女性に目を引かれるようになった。

その女性が素晴らしかった。
「雨月物語」の妻や「椿三十郎」の奥様を思い出す。
その女性は、どことなく彼女らに似ているのだ。
情愛に振り回されない矜持は、たおやかなのだった。