The OAシーズン2

熱っぽい。ドラマが面白くて余計に熱が上がったのかもしれない。

  Netflix

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ブリット・マーリング主演・脚本

ザル・バトマングリッジ監督

 

主演のマーリング(OA)に強烈に惹かれる。

そして物語はミステリアスで、靄がかかった様にぼやけて見える。

わたしが何に惹かれるのか、理由を考えてみた。(このドラマの説明にもなると思う)。

 

ニューエイジという言葉をご存知だろうか?

わたしも通り一遍のことしか知らないので、wikiを参照。

 

20世紀後半に現れた自己意識運動であり、宗教的・疑似宗教的な潮流であるグノーシス的・超越的な立場を根幹とし、物質的世界によって見えなくなっている神聖な真実を得ることを目指す。wiki

 

このドラマはこのニューエイジ的思考に彩られている。

主演の女優さんがそういう思想の持ち主なのか、単にドラマ構想の土台として使ったのか、そこらへんはわからない。

 

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 ☝️彼女にむっちゃ惹かれるんだけど、わたしどうかしたかな? 

 

 「選ばれしもの」という感性にちっとなんだかなあ、と思わないこともないけど、ともかく、エンタメしてるし、最後まで、たのしめる。

 

なんというか、画面が平明で安心感があって、心地イイのよねぇ。

今回は探偵のカリムが出てくる。めっさイイ男で、気がつけば、好きだったホーマーが、ダサく見えてくるという…。

 

探偵カリムが居る世界は何処なんだと思いながら(多次元世界をあちこち霊魂が飛ぶのよ)見ていて、最後に、おお、彼は、私たちが居る現実世界を覗いているわぁ、というシーンがあるんだ。

 

まあ、しっかり作り込んであるドラマだし、霊魂とかスピリチュアルなものを楽しめる人はハマると思う。

ダメな人はダメなんだろうなあ?\( ˆoˆ )/ 

 

 

 

枠に囚われているのは大人

「あら。どうしたの?」 

 思わず帰ってきたRに聞いた。

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 風邪でボーッとしているわたしは、Rが出張から帰る日を間違えていた…。

 

くそぉー…ちょうど、「OAシーズン2」を見ているところなのに!

バタバタと買い物に行って、おもちゃのイヤリングを見つけた。小皿の真ん中のヤツがイヤリング。

こういう年齢になると、どんだけ可愛くても、おもちゃは安っぽくしか見えないのよ。無念。

 

ところで、前回の「和をもって尊しとなすと…」の続きを大至急書く。

というのも、ミセスGさんと、frikandelさんのコメントを読んで、前回、わたしは、大っきく抜かしているなあ、と気がついたから。

 

 

絶対的なものなんて無いとわたしは思っている。

子供をどんだけ枠にはめようとしても、子供は枠を飛び出すものだと思う。

学校制度の中で、ある程度の枠組みを仕込まれるにしても、枠なんてものは、壊されたり、変化させられるために存在する。

 

けれど、どんな形であれ、枠組みというものは必要でしょ?

無いと困ると思うよ。

 

そして、日本の教師は優秀だとわたしは思っている。

彼らを信用して、協力すること。

文句ばっかり言っても、萎縮させるだけで、なんらかの好転なんてありはしない。

 

枠組みが悪さをしているときは、たぶん、大人に問題がある、と考えたほうがいい。

枠にはまって型にはまって、子供を萎縮させているのは、教師というより、世論と大人。変な言い方だけど…。

 

 会社がトップダウンだった昔は、出ない杭が好まれた。教育制度はそうした流れに影響されざるを得ない。

また、いろいろ変化があるのだろうが、型にハマった大人にはなるな、と強く思うよ。

 

 

「和をもって尊しとなす」と「皆んな同じ」は違う

風邪を引きました。遊び疲れです。

 Rは出張中だし、薬でボーッとしています。

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 この金属の壺は、下の息子のプレゼントです。

連休中、3人でお店を覗いている時のことです。レンガに合うなあ、と思って壺を眺めていました。もしかしたら、だいぶ長いこと壺を見ていたのかもしれません。

下の子が買ってくれました!

(目に入れても痛くないほど可愛い子なのよ!)

 

 #

2人の息子は普通の人間に育ちました。やれやれです。

上の子供は、今の時代だったら、 ADHDと診断されたかもしれません。当時、ネットで調べると、息子にかなり当てはまるADHDは、米国では、子供に薬を飲ませていました。わたしは、うげぇ、ですよ!

 

机の前に座る習慣をつけるとか、人の話をよく聞くこと、話す前に考えること、周りをよく見ること、等々、の張り紙をしてました。 

(息子は、大人になって、くつろぐ時でも、机の前に座るのを好むようになりました。)…ヘッ?(・ ・)

 

 それとですねえ…わたしは、上の子供だけには、言ったんですよ、

「みんなといっしょに、仲良く、協力し合うことが大切」だと。イマイチ、反応が悪いので、「みんなと同じっていいことなんだよ」と、付け足しました。w

 

わたしが思うに、特に女子は学校生活の同調圧って嫌悪だったじゃないですか?

まあ、自分がそうだったので、このヘンテコな息子が学校からはみ出さないように、「和をもって尊しとなす」を叩き込んだんです。

 

この彼が中学生くらいの時です。

「えー!嫌だよ、みんなとおんなじ服でいいよ。」と言うではありませんか!

 

わたしは慌てて、人はみんな違うものだということ、違いを大事にするところから個性が芽生える、自分らしくあることはとても大切であること、などなどを話す羽目になりましたん!

 

まあ、現在、この子はテニュアの資格もありますが、研究所にいます。

教えるのが嫌なんだそう。そうでしょう、と思うよ、お前に教わる学生は災難だと思うもの。

 

日本の同族的な会社が完全に能力主義に移行するのなら、学校教育は大きく変革する必要があると思うわぁ。