思考とイメージは垂直に交わる。
Gさんが管理社会について書いておられた。(相変わらず、素晴らしい論考です)。
世間の何かしらの空気感に抑圧される、そういう日本の現状について書かれている。
…わたしは、抑圧感…ってたぶんあまりなかったんだよねぇ。
Gさんとは世代も違うし、そういうことかなとも思うけど、何故なのかは自分では分からない。
が、ひとつ思い当たることがあるので、書いておこうと思う。
わたしは、美しいものが好き。これが、わたしの基準なんだ。
美しいもの、というのは、言い換えれば、わたしの倫理観なんだと思う。
どうでもいいことには、ジャカスカ流されるけど、根っこのところでは、意外にもわたしは揺るがないんだよ…。
だから、世間がどう言おうと、こぞってなにかの空気感を押し出してこようが、自分が感じる美しいものに照らして、嫌だ、と思えば、動じないんだ。
例えば、
TVで、CEOたちが不祥事に対して頭を下げている、ママ友がこれが当たり前と言う、等々。
でもさ。嫌だ、違う、と思うなら、その信念を大事にしたほうがいいじゃん!
自分は自分、人ってみんな違って当たり前。
最近不倫ドラマ見てげんなりしたけど、不倫が良い悪いじゃなくて、ソレって美しくない、と思うなら、わたしはそっから動かない。
悪の道?
悪のドラマには抑圧や閉塞感を打ち壊す目論見があるらしいけど、
でも、美しいかそうでないか、倫理観のアンテナが、わたしには一番大事なんだ。