「ウェンズデー」「還魂2」

2作品とも、前作を踏まえて作られている。

「還魂2」は「還魂」の続編、

「ウェンズデー」はクリスティーナ・リッチの出ていたアダムス・ファミリー」のスピンオフ。ティーンエイジャーになったウェンズデーの話しである。

ティムバートン総指揮、監督「ウェンズデー」☝️

 

わたしは、「ウェンズデー」を見ながら、、あぁ、ティム・バートンも年を取ったんだなぁ、としみじみ思う。

学校生活に馴染めなかったり、不安だったりしたことは、多かれ少なかれ、多くの人にも覚えがあるだろう。忘れがたい心細さや、今現在、困難を抱えている人に向かって、ティムバートンは、分かりやすいドラマを作った。

お母さんは、そっぽを向いているウェンズデーに語りかける。

「あなたには、他人の価値観や評価を気にしないという才能がある。自分の尊厳は自分だけのものなのだから。」

ティムバートンが、観客に捧げる愛のメッセージである。

 

後半、凡庸な学園ドラマになりがちな展開を、ウェンズデーの顔のアップショットだけで、打ち壊すさまは、面白かった。

 

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「還魂シーズン1」

むっちゃ面白かったドラマの中心に居たのは、チョン・ソンミ演じるムドクだった。

 

ムドクこと、チョン・ソンミさん👇

シーズン1、華奢なムドクの身体には、凄腕刺客ナクスの魂が入っている。ナクスは術が使えなくなっていた。ムドクことナクスは、手足をもがれた状態だった。物語はここから始まる。シーズン1は非常に面白かった。

 

 

「還魂シーズン2」、そのムドク役は変更になった。

シーズン2のムドク役☝️

 

シーズン1の終わり、ムドクは死んでしまう。

シーズン2では、、ムドクは生き返っていた。身体はムドクのままで、顔だけがナクスに変化、記憶も失っているという離れ業の復活!友人たちは誰も彼女がムドクだと気がつかない事態!おまけに、シーズン1とは打って変わって、ラブロマンス劇仕様!

いやはや、、平凡な美少女となったムドクに、わたしはさっぱり興味を持てなかった。

 

シーズン1、ウクとムドクは愛し合うようになっていた。

シーズン2での2人の出会いは、見知らぬもの同士の出会いという事だ。

「ウクは、ムドクのことが忘れられない。あの娘には、なびかないよ」

ウクの友人たちが話していた。

ちょうどそのころ、あの娘はウクに向かって駆け出していた。

「ウク、あなたが好き」

ウクは両腕を伸ばし彼女を抱きしめた。。ウクは恋に落ちた。

 

ウクがムドクを失ってから、3年の月日が流れていた。

ヘレン・フィッシャー博士じゃないけど、恋は、、3年で終わるのである。

 

、、、なに?彼女はムドクだって?

ま、ね。そうだけどさ。。