短い1時間

あのとき、まだわたしは若かった。

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 パンツスーツを着ていた。ピッカピカのおろしたて。風の強い日だったがわたしは幸せな気分だった。

けれど、やはり少し肌寒くて、トイレに行きたくてたまらなくなったんだ。

 

 

猫pさんの記事で大笑い👇。

わたしはコメディが大好きであるのにだ、面白いことが書けない…。が、この手の失敗なら実はたくさんある僕なのだ。

nkobi1121.hatenablog.com

 

話を戻そう。

かなり急を要して飛び込んだボロッとした喫茶店のトイレ。

これが…汚い。ベン座は拭いたが、床が濡れていて、心が折れそうになったが、

足の下にトイレットペーパーを敷き、、ペーパーは見る間に黄色くなった…。

そして、細心の注意を払い、ズボンの裾が床に触れるのを防ぎ、もう限界だった、用をたした。

が、わたしは、最後の一枚を脱ぎ忘れていた❣️

わたしはもう上を下への大騒ぎ!

 

気がつけば、ズボンは床に落ちていた。

滴がしたたるパンツをそろそろと脱ぎ、丸ごと床と馴染んでいるズボンをずり上げ、見破られている気がするので、小股で喫茶店を出た。

ズボンの隙間風に耐え、適当なお店を探して歩いた。下着を買うために。

 

あっという間の小1時間だった。

当然、Rとの待ち合わせに1時間遅れた。

しょうがないよねぇ、女には色々とあるのよ…。

Rが理解しなかったのは言うまでもない。

✌️