不思議な攻防を見たのだった。
フジテレビ(月9)
菅野美穂が出てきて、わたしは喜んだ。昔好きだったんだ。
サクサクとお話は進み、そしてついにドラマは山場を迎えた。
ディーン・フジオカ扮するシャーロックが、謎を解き明かしながら菅野美穂と対決する。
ここがものすごく面白かった。
菅野美穂さんが投げた重い豪速球に対して、なんと、ディーンは「ハッハッハッ!」と言わねばならなかった。
いったい、誰が、ゴッツンとくるシリアスな菅野美穂に対して、「ハハハ」なんて軽い2枚目半の雛形をぶつけさせたのか?
菅野美穂を見つめるディーンの目は揺れている…。
しかし、ディーンは怯まない。彼は決して、2枚目半のキャラを諦めない。
この一連のシーンには、確かに、ディーンの葛藤を含め、見応えのある攻防が見られたのである。
楽しかった!このドラマ。
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あの軽薄な台詞を上手く言ってしまう男優を色々思い浮かべた。
どうだろう?でも彼らなら、「すいません、この台詞、言いづらいんですけど」とか言っちゃうかな?