2022-01-21 空があんまり青くて 写真 冬のよく晴れた日だった。 車のフロントガラスからは、見慣れた電柱や街灯が見える。ガラスに笑顔の父と母が写って消えた。 当たり前な、見慣れた、この景色の中に彼らはもう居ない。 いや、まてよ。わたしだって、この風景の中から、ある日、きれいさっぱり居なくなるんだ。 そうしたら息子たちは、見慣れた風景の中にわたしの寂しさを見るだろうか?