スタートレック ディスカバリー(S2)と女たち

 マイケルがオトコマエすぎる…。

 

 左からマイケル、ジョージャウ、クリストファー・パイク船長

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 マイケルは地球人でバルカン人に育てられた。

男前すぎて、わたしはこのヒロインがあまり好きではない。 

 

お話は面白い。

なにせ、映画のスタトレの脚本などを書いたアレックス・カーツマンが担当している。

映像を見ていると、光と陰の使い方のせいなのか、「銀河の賞金ハンター」を思い出すが、ともかく光が乱舞する。

つまり、キラキラしていて画面が情報過多になり、落ち着かない気分になる。

アカデミー賞で撮影賞を撮ったことがあるギレルモ・ナヴァロが撮影監督なわけだ。

 

そしてこうした映像が、物語の切迫感を煽ってくる。

面白いよ…でも、疲れるわぁ。

 

 

 スポックとその義姉マイケル。

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パイク船長はエンタープライズから赴任してきたのだが、彼の元部下であるエンタープライズの副長が顔を見せる。

彼女は、髪にウェーブがかかり、紅い口紅。古めかしさは確かにあるが、けれど普通の女性だ。

その彼女に、たいへん違和感を感じるのだ。

つまり、 ディスカバリーの女性陣がわたしのお気に入りのシルビアを除いて、オトコマエなんだ。

女性を美しく描こうとしていない。

男の同志としてのオトコマエな女を描いているように思われる。

 

だから、元部下の副長は、ほとんど、ジョークになっている、

どころか、かつてのスタトレの女性像を揶揄している。

 

そして、男性たちが、みな美しい。

本来、顔の骨格がしっかりしている男性は、女性が装わないときは、彼らの良さが引き立つのかしらん?

 

まあね、つまし、男に迎合しない女の描き方、つうの?相当、難しいわねえ。

…か、誰か力のある製作陣が、女嫌いなのか…。 

 

とても好感の持てるシルビアとスタメッツが活躍する時は、楽しい!

 

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 ブーたれるシルビアちん。右。