ラグナロク

 1月からこっち、ずっと引きこもりやん、オイラ…。

 心がしぼんでるんだなぁ。

そうなると、大好きな映画やドラマも、観たものしか見なくなるねん。スタトレ とかね、ピカードは新作だけど、これは楽しみで楽しみでしょうがなかったもの。で、ようやっと、意を決して、新作TVドラマを見た。北欧テイストは大好きだし、あの陰鬱な風景、好きなんだ。

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Netflix

アダム・プライス制作、原作。ノルウェー、2020年。

デイヴィッド・スタクストン。

 

ノルウェーのエッダという小さな町でおこった企業の水質汚染の話を北欧神話風に綴ったお話。

 

主演の男の子に魅力があって最後まで面白く見たよ。

 お話は、ジュリア・ロバーツ主演の「エリン・ブロコビッチ」を彷彿とさせる。それを北欧神話の最終戦争であるラグナロクで味付けしてある。

中高生向け、子供向けのTVドラマだった。

 主演の男の名前はマグニ。トールの息子の名前ってマグネだよね?

まあ、お察しの通りでごじゃる。

北欧神話って、巨人と神たちとの戦いの話しだ、くらいのことしか知らないが、ファンタジーやSFには頻繁に題材として出てくるので、名称だけは馴染んでいるよ。

混沌の象徴である巨人から、秩序の象徴である神たちが生まれた。それが戦うっていう北欧神話の構造って、環境汚染のお話と絡ませると含みがあって面白い。

……がっ、 「エリン・ブロコビッチ」と違って、高校生たちが企業や大人たちを糾弾していく展開は、居心地が非常に悪い…。まぁ、子供にとっては当然の行為だよ、負の遺産を引き継ぐわけだから。

 

おいらは、多少は気をつけているよ、買い物袋はマイバックだし、油の処理や洗剤も気をつけているし、室温もむかしみたいにガンガン熱くしてはいない。

が、北海道で暮らすためにはどうしても自動車、灯油、電気を多用してしまう。わたしは、環境に配慮した生活をしているとはとても言えないんだ。