おおよその主婦は手抜き料理をする。
手抜きは、料理の基礎的な知識を必要とするよ。美味しそうだと思うレシピを見ながら、手順の省略や、一本化を思い描くんだ。
レシピに、鶏肉を炒め、ホワイトソースを1/2カップ加える、と書いてあれば、
バター多めで鶏肉を炒め、そこに小麦粉を振り入れる。焦がさないように丁寧に炒めたら、火を止め冷たい牛乳を入れる。(温度差がある方が滑らかになる)。
これで、ホワイトソース1/2カップ投入と同じ。
料理を作る人には分かる!小鍋でホワイトソースを作る手間と、増える洗い物!この時間を食うウンザリ感!こうして、多くの主婦は、創意工夫のもと、手抜き料理をしている。
よく料理本を買っていたのは、10年以上前だ。現在の流行は知らない。
そのころ主流だったのは、基本の一番出汁の取り方、基本のトマトソースの作り方から始まるような本が多く、時間を上手くやりくりしなければ、夕飯作りに4時間くらいかかりそうだった。
そこへ、登場したのは、「主婦の手抜き料理」をあざやかに洗練させた料理家、アメリカではマーサスチュアート、日本では栗原はるみさんだった。と思う。
簡単で美味しい料理!
料理を作ることのポイントは、美味しいものを食べ、自由で幸せなこと。時間があってこそ、のことだ。
惣菜コーナーのポテトサラダを買ったり、手を抜くことは、愛情なんだ。家事に追われイライラした女より、ゆったりとあなたに微笑む女のほうが、いいっしょ?
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仕事は完璧、帰れば家事も完璧、美しいメイクも崩さない、なんてことを涼しい顔でやり続ける女も、多分、絶対、いる。
…ま、ね。好みの問題だよね?
キリストも家事に勤しむマルタより、彼の足元に座るマリアを良しとしたんだから。
(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾自分で書いて自分で笑ってるknori。