SG1はスタートレックに負けないSF古典の名作シリーズです。
10シーズン見終わって思うのは「SG1はオニール大佐ことリチャード.ディーン.アンダーソンありきなんだなあ」ということことです。
名作はどれもそうなのですが、キャスティングに成功しています。そしてキャストの組み合わせにも。
サマンサ.カーターはみんなのイコンになりましたし、ダニエル.ジャクソンはインディージョーンズばりです。ティルクはほとんどアベンジャーズです。
特にダニエルの謎解きの演技は古代史へのロマンを生み出します。たいへん人気者になりましたが突如降板し、7シーズンのとき戻ってきました。いろいろ噂はありましたが、(ちょっと傲慢な感じにはなっていましたけど)、よくわかりません。
新スタートレックの艦長を演じたパトリック.スチュアートが、「ウイリアム.シャトナー(カーク役)が、スタトレの世界観をデザインし作り上げたんだ」と言っておりましたが、オニール大佐の存在感の強さはそうゆうこととも違う気がします。
SG1はオニールそのもの、という感じはなんなんでしょう?
翻って考えるに、現実世界のわたしは、 オニール大佐(バカばっか言っておちゃらけているにもかかわらず)を尊敬し、信頼し、愛しているんです。まあ、ミーハーだからという声は無視しますが、これこそ、「カリスマ」ってやつじゃありませんか?
で、Wikipediaですけど、引用すると
英語のcharismaは、オックスフォード大学出版の辞書では、「一部の人々が持つ、他の人々を引きつけ感銘を与える強力な個人の性質」とされている。
また、社会学者ヴェーバーはカリスマを「情動的帰依によって成り立つ支配の根拠であるとした。
まさにオニール大佐は、「カリスマ的なリーダー」です。はい。
だけど残念なことにシリーズが始まったときすでにアンダーソンは中年でした。8シーズンあたりから出なくなりました。年寄りになったと言ったそうです。