マーク・フォースター監督、2018年。ユアン・マクレガー主演。
ふかづめさんが素晴らしい批評を面白おかしく書かれています。
なので、わたしはムチャクチャ好きなこの映画の感想は書きませんが、クリストファーが仕事と家庭の両立で悩むところが面白くて、その感想に特化して書きます。
でも、一言❣️
ユアンがめちゃくちゃイイです!楽しいユアン祭りです、この映画。
プーを見つめる彼の瞳はヌイグルミのプーに魂をもたらします!
プーとユアン・マクレガー⬇️(くすんだ色彩のトーンもすごく好き!)
コホン。それで、クリストファーは結婚していて、奥さんと10歳くらいの娘がいます。
幸せな家族のはずだったんですが、クリストファーは仕事が忙しくて、家族のために時間を取れません。
奥さんは言います、「わたしと娘と一緒に過ごして。その結果がどうであれ、私たちはあなたと一緒にいられるのが幸せなのよ」と。
クリストファーが仕事で大変に追い詰められているのはもう描かれています。 (家族のために時間を取る余裕がありません)。
いわゆる、
「家族(家庭生活)」❌「仕事」の選択を彼は迫られるわけです。
欧米のドラマや映画ではよくこの家庭か仕事かで奥さんがガンガン怒るシーンが頻出しますけど、日本のドラマ映画ではわたしは数える程しか見たことがありません。
たぶん、日本では役割意識、アイデンティティが強固なのかもしれません。
つまり、妻は家庭生活を守るというアイデンティティを持ち、夫は仕事してなんぼというアイデンティティが作用していると。
この時、夫が仕事にかまけて家庭を顧みなくても、妻は耐えるでしょう。
でも、家庭生活と仕事のバランスが取れている方が幸せだと思いませんか?
まあ、ここには、仕事の残業問題や、家事育児という問題もあると思いますけど、踏み込みません、というか踏み込めない…知識がなくて。
ともかくね、女性も仕事をすることが当たり前になっている今、家庭と仕事のバランスは取れている方がいいなあ、とわたしはそんなことを考えました。
…映画では、
クリストファーは、フォードシステムを思いついて、一件落着しますた…。
ちゃんちゃん!